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カテゴリ:哲学
後輩の結婚式の余興の脚本の第1稿が完成。
あらすじがこのまえの日曜日に集まって勢いでつくったものだから困った。アルコールいれたまま 「○○ってどう?」いいねー!「××ってどう?」いいねー!「△△てのは?」いいよー! と勢いだけで決めたものだ。翌朝読んだときは困った。 感想:いいねー!→いいねー!→いいよー!→オレたち天才!→でもこれどうすんの? 冷める理性。 具体性という言葉は暴走する酔っ払いの辞書にはない。 文句ばっかりいってないでまずは書いてみよう、とPCを開く。 北杜夫がかつてお兄さんに「かけないときはどうするのか」と質問されて「まずは1行書く」と答えたそうだ。1行さえできればなんとかなる、ということだった。 まあプロだからな、とそれを聞いたとき思ったがいまとなってはよくわかる。 要はアウトラインなのだ、勝負は。スポーツ選手がカラダを大きくしてから絞って闘うカラダをつくっていくように、文章もまたムダで膨らませて削っていけばいい。絞りにしぼればなにかが残るものだ。もとい、絞った結果残るものだけがホンモノなのだ。 あとでボツにすればいいや、とだらだら勇気をだして入力。多少多くてもいいかと台詞をならべ、口にだしてリズムの悪い言葉を切っていく。 意外とはやく完成。さて、勝負はこれからだ。(♂) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年09月22日 01時01分34秒
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