2008/03/13(木)23:56
別荘でお勉強
高校(斉藤雅樹の出身校?)の校長が交際していた女性を脅して捕まっていた。
卒業式が終わってからの逮捕になったそうだが。こういう2時間ドラマ的な終わり方は実際に聞くと哀しい。卒業生の脳内BGMには岩崎宏美が流れるのだろうか。
さあ~ねむりなさい~つかれきった~からだを~(古い)
挨拶でいったいなにを話したのか?聴いてみたい。
「みなさんの旅立ちはセンセイにとっても旅立ちではあります」
「これからがほんとうのスタートです」「後悔のないように」「よく考えて行動を」
「ふとふりかえったとき、この学校で得たことを思い出して」
・・・などと、適当に世間の卒業の挨拶で言いそうなベタなことを並べてみたが。
事件がおきてしまった以上、なにを言ったとしても、いろんな意味をもってしまうのだろう。
警察が待っていて最後の校長の勤めを演じる心中やいかに?
決まっている結末にむかっての葛藤。こんなわかりやすいドラマツルギーがあるだろうか。
卒業生には一生の汚点か?トラウマになるかもしれない。
ふりかえって自分はといえば、卒業式でなにを校長が話したか思い出せないでいる。
・・・というのがふつうの話だが。物覚えの悪い私は高校については不思議と覚えているのだ。一生忘れないであろう。
なぜならイケイケの新興勢力の男子校だった高校の校長は卒業式現在の大学合格実績の数をはりきって読み上げはじめたからだ。
「~月~日現在、~大学~名」
ブーイングこそないものの場内を包んだ失笑。またかよ予想通りだよ、というような苦笑まじりの雑談。
心の底から卒業を喜んだ瞬間であった。
あのころにかえりたい。といえるひとがうらやましい。
まあ、それも思い出・・・という名のトラウマ。(♂)