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カテゴリ:妄想
私の街は新しい住宅が多く住宅メーカーがしのぎをけずっている。
最近は警察が捨て看板にうるさいせいか、バイト君が看板を持って立っている。 天候に関わらず「~ハウス見学 徒歩何分」みたいな看板をもった男がイスに座って居眠りをしている。耳にはアイポッド。ご丁寧なことに全員白ワイシャツネクタイだ。日本の夏をそんなカッコウですごしてよくひからびないモノだ。せめて浴衣とかアロハとか人間らしいカッコウをさせてやれよ。 すばらしき哉礼儀作法の国ニッポン。 季節はすごしやすくなったが、風景は変わっていない。結局広告宣伝は原始的な手段がいちばんいいらしい。 今日みかけた青年はその過酷な任務にくわえ、新たな試練に遭っていた。 彼をかまっていたのは自転車用のヘルメットを被った自転車ガイジン2人。 ~教の勧誘である。 神について考えたくなる立場っぽくはあるが。 彼らはほっといてやれよガイジンさんたちよ。逃げ場ないじゃん。 疲労困憊で一方的に聴かされるのは暴力だよ。 入れ替わり立ち代り宗教団体やら思想団体やらが勧誘にきてたりするのだろうか。 あるいは近所の主婦がダンナの愚痴を聴かせたりしてそうだ。 爺さん婆さんが老人会の政治抗争について語ってたりして。 暑くて判断能力が落ちているときに聞かされるその手の話って、どういう聞き方をするのだろう。 刷り込まれるのだろうか。それともミックスされるんだろうか。 大量のデータがインプットされ、編集されてあらたに悟りをひらけるのであれば。 光は交差点にあり。(♂) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年10月06日 00時37分35秒
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