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まんがよみ日記

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2009年02月19日
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カテゴリ:批評
 村上たかし「ナマケモノが見てた」という動物ギャグ漫画ではレッサーパンダがでてくる。さんざん邪悪なことをやりながらピンチになるとキラキラお目目で場を逃げ切るのだ。

 いるよなあそういうヤツ(とくに女性)。そういえば映画「ジュラシック・パーク」でも可愛い外見を持ちながら毒を吐く恐竜がいたような。見た目と中身はなぜだか違うほうが魅力的だったりする。

 ・・・という例えが適当かどうか知らないが、本作。

 さまざまな証言の中で浮かび上がる、ある女の生き方。戦略的でありながらある徹底した美意識が不快さを通り越して爽快。

 やっていることがえげつないのに、上品さすら感じるのは著者のうまさだろう。

 「女の生き方」みたいな言い方をしていた時代と今ではたぶん読み方が違うのだろう。そのへんの視点で解説を聞きたい作品ではある。

 育ちや生まれの悲劇みたいなものに焦点をあわせてウェットにすることなくひたすら幻想を描いているところが、主人公を魅力的なものにしている。(♂)





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最終更新日  2009年02月22日 21時54分56秒



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