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カテゴリ:家庭
神田の本屋で昔の芝居仲間に遭遇。しばし立ち話(おばはんか)。
かわらない体型。表現に対してよくも悪くもピュアな姿勢。力の抜けた自然体と裏返しの危なっかしい雰囲気。現役俳優であることを証明していた。 知人友人の噂話をしながらつい腕組みして話そうとする自分を精神分析。 腕組みとはたしか自己防衛の現れである。うろ覚えだが。 なにか彼女にふくむところがあるのだろうか俺? たぶんそれは、この10年をはさんで会話する難しさである。 なにやってるのいま?と聞いた答えにおたがい劇的な答えがかえってくるとは思わない日常と。 10年を懐かしく語るほど歳をとってもいないいまの半端な年齢と。 かといってその時間に戻るほど若くないというもろもろが私を腕組みさせるのだろう。 きづけば彼女も腕組みをしていた。ゆっくりとほどきながら話す。守るものなんてない。 ふと、いわれる。 「老けましたね?」 そうかもしれない。たぶんそういうことだ。 ガイジンみたいに熱くハグしてアミーゴ!みたいなのですべて通じるような国だったらいいのに、とこんなとき思う。 ・・・毎日はいやだけど。(♂) 追記:私の携帯は「アミーゴ」で変換すると「鈴木●美」になる。とほほ。これもまた10年の実感か。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年06月30日 09時19分28秒
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