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カテゴリ:仕事
おつきあいしている会社の社長のお通夜にいく。
窓口担当者ならともかく偉い人なので面識がない。こちらは存知あげているが向こうは知らないだろう。間違いなく。 あっしにはなんのかかわりもないことで と思っていたら「これからはそういうつきあいが増えるから」とのひとことで行くことに。 いいよ増えなくて。みんな死ぬな頼むから とムチャをいいつつ。とりあえず行き先はセレモニーホール。 受付を済ますと列をつくらされ、会場スタッフの指示で誘導された先は大きな部屋。 その間に放送で親族の焼香が案内され、名前が読み上げられる。 場内にはお経。 大きなモニターからは生前の故人を偲ぶDVD。 ついつい観てしまう。映像は退屈しない。 それよりもこのDVDをこの数日間で編集したのかと思うと驚き。 部屋をだされると焼香会場へ。 行く途中の通路にお花の提供者の看板がところせましと並んでいる。それを眺めているだけで時間がすぎていく。「業界団体」の総合カタログみたいなものか。通り道に設置してあるのがうまい。 ここで席に座らされ、横1列のグループ毎に焼香へ。 会場にはこれまた花がど派手にかざられている。 花の活け方をみているだけで圧倒。写真が撮りたいぐらいだ。 やらんけど。 そんなこんなでそのままランダムで複数ある食事の部屋へと分散させられ、寿司をつつく。 誘導から待ち時間から食事までなにもかもが滞りない。 正直、不謹慎な話だがつい考えてしまった。 主役と準主役にならないかぎりは葬式って面白い また行きたいとは絶対思わないが。 聴覚やら視覚やら刺激がいっぱいで、だれる間が全然ない。 パッケージっぽくていやだというひともいるだろう。 それは考え方だ。 食事会場で聴こえる業界の話やら、故人のエピソードやら。なんとなく笑顔で語る雰囲気は故人の持ち味なんだろうか。 枯れ木も山のなんとかではあるが、行った意味はあった。そう思いたい。(♂) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年08月06日 17時35分48秒
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