カテゴリ:家庭
母がしみじみといった。
長男の嫁のお父さんの葬式にでてみて思ったよ。 このひとと死ぬまでに直接何回会えるかなあと考えたら誰でもたいした回数はないもんだねー。 私も日頃同じことを感じるところであったが30代の自分が口にするのと「年金生活者」がいうのとでは重さが違う。 (亡くなった長男嫁父に)旅行を誘われて、いっしょにたくさんいったけど断ったのもたくさんあったよ。さすがに全部はいけないよ。まあそればかりは縁だからねえ。 後悔はしていないよ、という。 息子からみればいい付き合い、いい距離感だなあと思っていた。「完全燃焼」の付き合いなんて男女関係以外はありえない。 ため息ひとつぶんの後悔が残るのがいい付き合いというものなんだろう。 あのひととあと何回あえるだろう。 あのひととはもう二度とあえないんだろうなあ。 「あのひと」と口にしたとき自然と頭に浮かべる数もそれほど多くない。 正直私はいままで出会った人との付き合いをわりとがさつに扱ってきた。悪意はない。無防備(つまりバカ)なだけだ。 会いたいひとをたくさん持つような生活をしたいなあとふと思う秋の夜。(♂) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年09月24日 21時52分34秒
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