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カテゴリ:家庭
昔つかわれていた地下鉄の車両を観る。
テツでもなんでもないが。連休のイベントの一環だ。 92年で引退した車両。 なぜか乗りたがらないムスメをひっぱっていき、ドアの隙間から入る。 貼られている広告が凄い。おそらく当時のままなのだろう。 若き日のとんねるずのビール。 プリンセスプリンセスのエステ。 工藤夕貴の英会話。 沢口靖子の信用金庫。 竹下景子のモンカフェ。 あったあったあった! とアホみたいに同じ台詞を繰り返す。 もはや顔は褪せていてかろうじてわかるレベルだ。 もうすこしバブル臭がないかとすみずみまで追っかける。 あのころは札束で顔ひっぱいたいてプリンスにプロデュースしてもらった日本人アーチストとかいたんだぜ! とか若いやつに絡みたいところだが。 プリンスってだれですか? とかいわれてしまうのがオチなんだろうなあ。 クスリのひととか耳タコのひととかの広告があれば話が出来すぎで面白かったのだが。 シルバーシートがやたら広いのが印象的だった。 広くはしたものの譲る状況はあまりかわらなかったのかしらん。 かつて人がいた気配を強く感じる。 ぬくもりというか、さびしさというか。 秋だなあ。 もし私に霊感があったりすると無理無理なソバージュに無理無理なとさか前髪でムチャなボディコン着てたりする霊がみえるんだろうか。 よかった霊感がなくて。あったら赤面しまくりだろう。 マテリアルなフェチ要素にはまったく鈍感な私だが、時間の流れがみえるのが楽しかった。 できれば雑誌広告もぶらさげてほしい。もう保存していないだろうけど。(♂) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年09月21日 22時21分18秒
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