|
カテゴリ:家庭
同じ会社のひとが病で亡くなった。
自分より年下というのがなんともやるせない。 まだこれからだろうに。 一度だけ同じ宴席で酒を飲んだ。明るくて、まさかこんなことになるとは思いもよらなかった。 とくに想い出らしいものがあるほどの深い付き合いもない。それでも悼む気持ちがうまれたのには驚いている。 ひとのつながりというのは意外と重い。どうやら量より質らしい。たくさん喋っても不毛なつきあいもあれば、少しの会話でも魂に届くつながりがある。 事件がおこるたび子供相手に命の大切さを説教する場面がニュースで流れる。結局伝わらないようにみえるのは子供では自分で精一杯で外がわからないからだろう。 想像力とたくさんの経験。年齢なりの感じ方がある。 私の知らないところで悲しんでくれるひとがいる。そう思えば一生懸命生きようと思う。 あいつの分まで、とかおこがましいことはいわない。 お通夜も遠慮した。たぶんそれくらいの距離だ。 合掌。(♂) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年10月09日 12時54分19秒
|