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カテゴリ:家庭
免許更新にいく。
オレンジの線を踏み、一時停止を怠った凶状もちなので講習は2時間。めんどくさー。 はやめに終わらせたいので朝はやく出発。 systematicに窓口へ誘導される手際の良さはさすが日本の警察。整然と動くのもまたニッポンな風景だ。 1歳児を抱えて待つ父に同情。あのトラウマ映画はどうやってみせるのだろう。 書類をだしたりなんなりするうちに講習へ。渡された教本にはちびまる子が描いてあるのだが、どうもあの邪悪な台詞しか頭に浮かばない。 「にんげんなんだからルールやぶることもあるよお姉ちゃん」 姉「またそんなこといって。知らないわよ」 父「まる子!スピードだすなら振り切らなきゃだめだワハハっ」 母「おとうさんっ」 じい「わしも若いときはならしたもんじゃー。まるこもマフラーはずすとかやるのう」とか。 いかがだろう。 注意事項はいつものことで。ゲーム禁止、メール禁止とはたぶん前回はなかったような。 気分悪くなったら手をあげてください。この前は3人倒れました。とも。 命がけかよ。 たしかに暑い。換気と室温調整に失敗してるよここ。 この時点までひとごとだったが。 いざ講習はじまって30分、事件はおこった。 講師が、話をとめ。 そこ、だめですか?だれかよんできて! ふりかえればひとりが、左後ろにのけぞるように体がずらし崩れ落ちるところだった。後ろのひとがあわててケア。 息をあわせたように周囲がスペースをつくる。 医者と看護師さんがよばれると受講者からひとりずつ登場。 すげー。人材の宝庫かここ。 声かけと周囲への冷静な指示。修羅場をくぐった匂いがする。 静まった会場に意識の確認の呼びかけをくりかえす声が響く。 救急隊員がくるまで休憩時間に。 ドラマであれば、織田裕二が出てきそうな熱い叫びとテンポの速い会話になるのだが、実際は非常にオリザな。市川準監督作品みたいな会話が淡々と。 「休憩」なのにみょうな息苦しさが場を包む。 「ストレッチャー入りますかね?」 「いや、エレベーター小さいですよ」 「じゃあ担架にしますか」 「荷物は」 「これだけです」 「あずかりますよ」 みたいなゆっくりな会話がかえって重い。 ようやく再開。例のトラウマ映画をみて終了。 ICチップ入りに驚くも、「クレジットカードが入る噂はあるんですが、いまのところ予定はありません」という説明に脱力。 免許写真に白髪が入って年月を知る師走。(♂) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年12月13日 22時29分44秒
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