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カテゴリ:家庭
かみさんにきた年賀状に、ピンクの髪の青年が写っていた。玄関の前で所在なげにおじさんとおばさんにはさまれている。
よくある風景(でもないか)だが、かみさんが笑う。 「この子、私たちの結婚式で花束もってきてくれた子だよ」 「え!」 半ズボンの普通の小学生の男の子。顔の印象はないがいつのまにかこんな姿に! という変貌っぷりと、ポーズこそ「ロック」でもちゃんと家族写真には収まるいい子っぷりのギャップがなんとも可笑しい。たぶん本人は気づいていないだろう。 オーケンはバンドの練習に行こうとすると母にプチゼリーの袋を持たされることに閉口すると書いていた。 なにがあっても親子であろうとするなら、一番の子供への嫌がらせは家族写真かもしれない。 将来万が一ムスメが長いスカートを引きずる日がきても(いねえよいまどき)、正月前には家族写真を撮ろう。どんなにぐれても間抜けさが救いになるのではないだろうか。 フレームとは家族の最後の枠か?(♂) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年01月13日 01時52分00秒
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