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カテゴリ:家庭
書の展覧会にいく。仕事の関係である。
単純に「書」というが、背景の素材とのマッチングを売りにしているアーチストなのでもはや書家とはいえないかもしれない。 表現者の呼び方はどうでもいいのだ。肝心なのは作品の良し悪しである。 字オンチの自分だが(本当は絵にしても写真にしても鑑賞者としてはなはだ自信がない。だが感想を述べるあつかましさだけはある)意外によかった。 サイズのもつ効果が興味深かった。 何種類かにわけて配置されていたのだが、物理的に小さいからといって作品世界が小さいわけではない。大きいのも同様だ。 小粒な山椒もあれば象のように優しい大きさもある。 作品がもつ熱。それぞれにみあった器がある。自分の作品の声に耳を傾けるセンスがあるかどうかが展示の成否を決めるのだろう。 どれもTシャツやトートバッグにしたらいいのに、と思ったがそれをアーチストが喜ぶ感想かどうかわからなかったのでアンケートには書かないでおいた。 喜ばせるために感想を書くわけでもないのだけれど。むしろ逆のことが多い・・・と思う。 私のはそんな消耗品にされたくありません!とかいうひともいるだろうし。 などとかきながらふと言い忘れた感想だが。 「書」は癒しをはじめとするやわらかい効果がある。攻撃的な、暴力的な表現もできるものなんだろうか?そんなのもみたい気がした。(♂) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年07月18日 07時37分57秒
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