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カテゴリ:家庭
得意先の年配の女性がぼやいていた。
「うちの姪がね、ひのえうまなんだけど、一生絶対結婚しないって。楽しいのにね」 ひのえうまならもう厳しいだろう年齢的に。とは思ったが「はあ」と曖昧な返事をする。 「美人なんだけどねえ。まえはいろんな話きたのよ」 あらもったいない。お母さんが完璧すぎてああはなれないと思ったんですかね? 「お母さんははやくに亡くしてるのよ」 逆に母がわりでいろいろやらされてうんざりしたとか? 「その反対。家事がいっさいだめなんだって。料理も洗濯も掃除も大嫌いだって。ハハハ」 はやく親を亡くすと家事が鍛えられるでしょうに 「お兄ちゃんがいて、そっちがマメなのよ。小さいころからなんでもできちゃったの」 珍しいですねー。だいたい女の子がこれでもかとやらされて男がだめになるパターンが多いでしょうに(だいたい賢姉愚弟だ)。 「見合いのときもはっきりいったみたい。『なんにもできません』って。向こうのお母さんがひいてたみたいね」 そりゃひきますよ。いまなら家事好きな男もいるからそういうのを探せばいいのに。嘘ついてあとで悲劇になるよりはよかったんでしょうけどねえ 「だから私がご飯つくるとすごく喜ぶの。美味しい美味しいって」 あはは可愛いじゃないですか。 最低限の家事はいきていく上での最低限のスキルだろう。普通に生活するために身につけること。 故影山民夫が日常会話程度の英語はだいたい中学の教科書でたりるのに「米軍キャンプ近くで育ったから」とか嘘をいうと納得するひとが多い、と笑っていたが。 家事もだいたい家庭科で覚えたことで用が足りるんじゃないだろうか。 ・・・というほど得意なわけではないのだが。ムスメにはフツーにいきていくスキルを身につけてほしいものだ。 と、普通の結論。(♂) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年02月19日 08時52分55秒
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