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カテゴリ:家庭
金曜日の夜の楽しみはNHKBSの「GLEE」だ。録画して観ている。海外ドラマ好きにはいまどきかよとか遅いとかいわれそうだがまあいい。
wikiによればあのオバマまでファンだそうだ。相当な影響力だろう。 弱小音楽部がさまざまな妨害にあいながら成長していく姿を描いたミュージカルドラマ?とでもいったらいいのだろうか。歌われる80年代の楽曲のアレンジのかっこよさはオヤジのツボ押しまくりだ。サントラほしい。 私も合唱部にいたことがあったから多少の扱いの軽さはわかるがアメリカのDQNのそれは日本の比にならない。通りがかりにジュースをぶっかけたり、卒業アルバムの写真に落書きしまくったり。犯罪レベルだ。「人権の国アメリカ」とはだれがいいだした勘違いなんだろうか。 そういう物語もさることながら。 出演者にホンモノをつかっているところにアメリカという国の底力を感じる。 なんか同性愛者っぽいなあ、すごい演技力だと感心して役者をぐぐってみたらホンモノだったりというのは日本ではあまり(というより絶対)ない。ダウン症のコが出てくる場面があったがあれもおそらくホンモノだ。 こういうむき出しの部分に感心する。ガサツといういい方もできるが、差別の敵とは差別をないことにする発想だ。そういう意味では日本の病理は根深いかもしれない。 セリフの翻訳もいい。高校生らしい馬鹿っぽさとテンポを活かした日本語はもっと評価すべきだ。 10代の妊娠・薬物の使用、マイノリティたち。正直ユダヤ人の扱いとか日本人の自分にはよくわからないネタがあるのだろうと思うが、単純なエンターテイメントとは別に各種のスパイスを利かせたツクリは買い。個人的には性悪だけど憎めないスー先生はお気に入りだ。 相当エグい。でも気になる。たとえてみればホールズのような味か。来週も楽しみだ。(♂) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年07月10日 02時06分16秒
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