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カテゴリ:家庭
会社の企画で駅伝に参戦。
「Number Do!駅伝」という、そのままずばりとある実践系スポーツ誌主催のモノである。 社内に皇居をジョグするグループがあり、とある営業の発案で具体化→メンバー募集→話に乗る→社長もノリノリ→エントリー料提供、ということだ。休日に会社の人にあうというのは抵抗があるが、こういう話は別。 ド素人でも国立に立てる、というのが売りらしく。 あのアベベが(しらんけど)!そしてカズが!ここにいた!みたいな歴史の現場にいる興奮。それだけでお腹いっぱい。 中田と西沢の代表デビュー戦である日韓戦をみたのもここだ。あのころはチケットも取りやすかったなあ。嗚呼加茂ジャパン←岡田ジャパンでないところがポイント。 12時30分千駄ヶ谷駅前集合。全員が5分前に到着。すばらしいぜ社会人。コンビニでお茶を買う。 着替えをしつつ、軽くストレッチ。ケガだけは避けたい。受付からTシャツと脂肪燃焼系スポーツドリンクとゼッケンが到着。 新人クンたちは着ぐるみの準備。わざわざドンキホーテに買いにいったそうな。アホすぎて泣ける。4000円したとのこと。ガチで走れば早いだろうに。ちょっともったいない。 会場で寛政大学のノボリを見る。そんな大学あったっけ?と思ったらアレだった↓ しかも強豪チームらしい。トンチがきいていて面白い。 私はといえば合計年齢が高いジジイチームの部の1区(6キロ)を担当。最長距離だがこういう追い込みかたをしないと真剣に走らないだろう、ということで立候補してみた。立候補したあとで去年の記録をホームページでみて青ざめた。ジジイたち速すぎる。どん尻は避けたい。 ジョギングシミュレーターで近所のコースの距離を測り、約6キロを設定。ほぼ週4日から5日練習。ほんとうは10キロぐらい走るべきなのだが時間との兼ね合いが難しい。時間をみつけたら走る、ぐらいの気持ちが大切かもしれない。 襷の縛り方がわからないまま当日を迎えた。走っていて落とすのだけは避けたい。コブをつくり、さらに結び目をつくる。 実際本番では落としているひとがいた。落とすのに気付かないほど速いひとなのだろう。腕をふっても邪魔にならない程度のきつめのたるみにして輪をつくるのがコツなようだ。それと、チップが入った端はすそに巻き込んだほうがいいらしい。 あとあとWEBで検索したら結びかたが書いてあった。先に調べておけばよかった。ひっぱれば締まるか。なるほど。 なんだかんだと緊張感が時計の針を速める。 1区走者に声をかけられ集合場所に向かう。目の前で開会式。大会ゲストはフェンシングのメダリスト太田選手。目の前の、ほんの数メートル先にいる。かっこいい。トークも手慣れたもの。聖火台に火をつける本格的な遊び感覚に感動しつつ笑う。大人の遊びってこういうもんだ。 はたしてスタートは予想どおりダンゴのような人の群れにペースをつかめないいやな感じで始まった。あっという間に人もばらけた。スタート位置のとりかたはどうしたらいいのだろう←次回の課題。 がんばれ!という応援の声が力を出させる。歩くのだけは避けたい。いつか10キロを走ったときの歩きの記憶が蘇る。歩くと足があがらなくなるのだ。競技場の時計をみつつ足をだす。 給水ポイントの給水は最終回で1回チャレンジしたがろくに飲めないまま終わった。6キロぐらいならやらないほうがいいかもしれない。温度と体調との相談か。代謝がはじまるのが30分すぎてからと聞くのでよっぽど渇いてなければいらないだろう。 いちおう目標タイムをクリア。30分18秒なり。 達成感の後にくやしさも沸いてきた。 上位チームをみると雑誌によればイチフナ出身だったり大学の体育会だったりするので別次元の話なのだが、がんばれば上がみえてくるものだ。真剣だからこそ感情が出る。 1キロ4分ペースって夢かしらん? というファンタジーを語るよりも、とりあえずは区間毎の中間記録を超えるところからはじめないとだめだろう。今年の220位の記録は以下。 1区 6キロ 28:31 2区 4.5キロ 23:10 3区 3キロ 16:11 4区 4.5キロ 22:43 区間毎にレベルの差はある気がする。まずは28分か。がんばろう。(♂) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年10月15日 22時46分41秒
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