こんなん　初めて★

会田誠のトークショーを目当てに、中目黒のミズマアートギャラリーへ。

　

整理券は87番。

予想の二倍以上の人が集まったらしく　臨時で85番から、第二部へと分けられた。

…運悪すぎ。

　

ミズマのギャラリーの人達が慌てて対応策を練って、

第一部のトーク中は、若手アーティストと奥さんのトークを聞くことになった。

さて、その内容は…

コギャルが、ボール一杯に溜まったピンクの液体を飲んで　ゲロる映像、とか

迷彩の服の背中に真っ赤に「希望」と書いた服を着た人が「未来ー」と叫ぶ…とか

男の人のあそこに顔を描いてストローで吸いながら踊らせる映像、とか

NADIFFのカウンターで水着の会田誠とコギャルが踊る映像、とか。

　

…コギャルのゲロは、どこかしらツボにはまって面白かったけど

他は、しばしば　目が点になってしまった。

面白くなかった訳ではないけど　不快でもあった。

うちは、やっぱりどこか丁寧な部分がないと「感動」まで辿り着かないんやわ。

　

さて本番。

会田誠のトークは　ハプニング続きやった。

対談の相手の人が面白い質問をしはったな…！と思っても、

期待したような内容が返って来なかったりして…

『「バカ」であること。』

んー　ほんまに　バカなフリをしていたのか？　分かって　いない、フリ。

…大分と、お酒に酔っていた風やけど。

　

それにしても、途中から呼ばれた男の人が緊張のあまり

会田誠の靴の中にお酒を流し込んだり、

「酒を持ってこい！」…と、控えめに喚き出したり。

ほんと、一番前で聞いてたから　実際ちょっと怖かったよ。

会田誠は「これがボクらのリアルなんです。」と、普通に言うてたけど。

　

あー、異世界に迷い込んだ　みたいな？

期待した感じの話ではなかったけど　これはこれで…

うーん　どうなんやろう？

と、思いつつ　参考にもなったのは確か。

　

そうそう、

うちの二つ隣に会田誠のファンの中学生が居て　サインを書いて貰っていた。

びっくり。　平成生まれか…　年の差を数えて、ぞっとした。

画像は、高円寺展に行ったときに気になった作品。

「15歳未満」と、胸に書いてあった。

　

　薬と消毒液で育った少女は　14歳。

　内側には水銀と鉛が蓄積されて　色々な病の種になるんだとTVで言ってた。

　やっぱり、そんなあたしを「食べて」なんて　言えないし、差し出せない。