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カテゴリ:生活
暖かくなり、桜などの花の香りがしてきましたね。
花粉症で鼻水がひどくて香りを楽しむ余裕なんかないという方もいらっしゃるかもしれません。 図:春の花たち 今回は、においを感じる仕組みついて気になったためご紹介いたします。 嗅覚の仕組みは以下の図に示す通りです。 (リンク1:嗅覚のメカニズム 新コスモス電機株式会社) (リンク2:においのメカニズム 日本デオドール株式会社) 図:嗅覚の仕組み 匂い分子が嗅粘膜の嗅粘液に溶け込み、嗅繊毛に接触します。 その後、匂い分子は嗅覚受容体と結合し嗅細胞が興奮します。 嗅細胞が興奮すると電気的な信号が発生します。 この電気信号が大脳に到達し、においの感覚が生じます。 匂い分子は空気中を飛んでいなければならないため軽い分子(分子量 約300以下)でなければなりません。 また、嗅粘液に溶けやすい(水溶性)ことも重要となります。 (リンク3:嗅覚の匂い受容メカニズム 東京大学大学院農学生命科学研究科) 代表的なにおい分子を以下に挙げます。 d-リモネン:レモンの香り グラニオール:バラの香り 硫化水素:温泉の硫黄臭、卵が腐ったようなにおい 今回はにおいを感じるメカニズムを簡単に紹介させていただきました。 次回は、生活に利用されている香料についてご紹介いたします。 本日も最後まで読んでくださりありがとうございました。 次回の記事でお会いしましょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.04.04 23:48:10
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