中国の雰囲気
今回の考察団では、広い山東省をバスで長時間移動しながら企業をめぐる、、ということなので、概ね朝食→バス移動(1時間)→企業視察→昼食→バス移動(3~4時間)→企業視察→夕食→ホテル→就寝→朝食→以下繰り返しというような強行軍日程となっており(しかもホテルは街なかにない場合も・・)、街角ウォッチング、の時間はあまり取れませんでした。しかしながら、恒例の?スーパーマーケット立ち寄りと物価チェックなどはスキを見て敢行しました。街の雰囲気・・悪くないです。消費は落ち込んでいないように見えます。 道行く人たちの顔つきも明るい。 世界経済危機などどこ吹く風、元気元気という感じです。物価・・・・・高い。泰安という50万~100万人規模の地方都市での スーパーマーケット観測では、押しなべて日本の物価の 2分の1程度の物価水準。(食料品も、日用品も) つまり、日本で豚肉100グラム250円だとすると 当地では100グラム125円、といったような感じ。 所得水準はよくわかりませんが、 日本の5分の1~10分の1くらいでしょうし、 大丈夫なんかいな?という感じです。 (しかし人も沢山いたし、買い物もされていました) ※ひょっとしたら、一般の人は別のところで 買い物しているかもしれません。中国国内の消費経済は衰えていないように思います。まだまだこれからよくなる、欲しいものもいっぱいある、買わなくては!という雰囲気は変わらずというところでしょう。世界的には、米国がダメになり、欧州もダメ、資源・商品もダメになってきてますから、今一番安全な投資先というと、中国内需系企業への投資、ということになるのではないだろうか?と思います。