おはま的漫遊世界

2018/04/17(火)04:14

週末的小旅游~尼亜加拉(週末の小旅行~ナイアガラ篇)

北米(18)

さて、翌日は最近すっかり便利に使ってしまっている現地発着ツアーを利用し、トロント発のナイアガラツアーに参加。実はおはま、ナイアガラには大昔に来たことがあるのですが、何だかすっかり雰囲気が変わってしまっていてビックリ。 ◎Niagara Falls トロントのホテルでピックアップされてから車で約2時間、いよいよ見えてきましたナイアガラ・フォールズ。カナダ側の滝には滝壺があり、年中盛大に水しぶきが上がっているため、近づくと雨が降っているような感じになり、天気に関わらず要雨傘、雨ガッパ。遠くからは謎の水蒸気の塊に見えますが、近づくとゴーという轟音とともに大量の横なぐりの水しぶきに襲われます。            ↑昔来た時より迫力がないような・・・と思うのはまだ早い。 今回はクルーズ船で滝の近くまで行ったのですが、船に乗って滝壺に近づくと水しぶきをよりダイレクトに感じることができ、気分はさながら台風中継のTVリポーター。もはや自分がとこにいるのか分からず、目も開けていられないのですが、猛烈な風と雨(水しぶき)に打たれるという貴重な体験ができます(笑)カナダ側の観光船は赤色、アメリカ側は青色のカッパで観光します。            ↑クルーズ船で滝壺に近づくと、乗客は徐々に台風中継状態に。            ↑天気のせいか、改めて見るとタイタニックのような微妙な船上風景。            ↑クルーズ船から、ずぶ濡れになりながら撮影したカナダ滝。            ↑ナイアガラ遠景。左からアメリカ滝、ブライダルベール滝、カナダ滝。 大昔にナイアガラに来た時にはあまり印象になかったのですが、今や、ナイアガラ・フォールズの周辺にはホテルと土産物屋が立ち並び、その雰囲気がなんとも熱海です。実際、ナイアガラはかつてハネムーンのメッカだったそうで、そういう意味でも熱海とかぶります。冬季は堰によって放水量が少なく調整されているとのことなので、次の機会があるなら、ぜひ夏の大量放出のシーズンに来て見たいものです。 ◎Whirlpool ナイアガラ・フォールズを下流に進むと、ナイアガラ川の流れが急に変わるポイントがあり、大きな渦潮(ワールプール)ができています。例年、この時期は紅葉も終わってナイアガラ観光はオフシーズンに入るそうなんですが、今年はまだ葉が残っており、きれいな紅葉が見られました。            ↑渦潮を上から臨むことができるエアロカーというアトラクションもある。            ↑まだ木の葉が落ちておらず、ぎりぎりで紅葉も楽しめた。 ◎Chateau de Charmes さて、ナイアガラはアイスワインの産地として有名ということで、今回参加したツアーにもワイナリー見学が入っていました。ナイアガラには小規模なワイナリーが多数ありますが、今回はオーナーがフランス系のシャトー・デ・シャームというワイナリーを案内してもらいました。ワイナリーの向かいには道路を挟んで葡萄畑とオーナー一家の住む豪邸があるのですが、その隣にこれまた大きな一軒家が建っており、聞けばオーナーの愛馬(!)様のお住まいだそうで。            ↑ワイナリーではなく「シャトー」と呼ぶにふさわしい建て構え。            ↑葡萄畑では葡萄の収穫は終わっていたが、まだ葉が残っていた。 ワイナリーではオーク樽やタンクの並ぶセラーを見学し、代表的な銘柄をいくつかと特産のアイスワインを試飲させてもらいました。今回、お持ち帰り選考に残ったのは金賞受賞のシャルドネと、オーナー自身の畑で収穫された葡萄だけで作られたというこのシャトーの自信作「EQUULEUS」(英語読みはイクリアス)。これは例のお馬様の名前なんだそうで、確かにラベルに馬が描かれています。非常に口当たりのシルキーな、バランスの良い赤でした。            ↑今回の戦利品。アイスワインで有名なイニスキリンの白ワインもゲット。            ↑メイプル味のポップコーンとスモークサーモン。ベタなカナダ土産の数々。 そんなこんなで、独立記念日に引き続きドライブで訪れたカナダでございました。トロント市街ではスーパーマーケットと言えどもアルコールが買えず、許可を受けたアルコール専門店に行かなければならないなど、お隣の国とは言ってもカルチャーの違いもあり、なかなか楽しい体験でございました。

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