ハロウィーンが終わり、アメリカの商業施設は一斉にホリデイ仕様になってまいりました。スーパーマーケットに行くと、冷凍ターキーとそれをローストするための大きなアルミ皿、スタッフィング用のクルトン、ソース用のクランベリー、付け合わせになるであろう芽キャベツ・・・と、サンクスギビングデーための品々がお誂え向きに並んでいます。
さて、そんなホリデイムード漂うある週末、おはまは日本人4名で陸路「トロント」まで足を延ばしてまいりました。
◎街の雰囲気
カナダ・オンタリオ州の州都トロントは、カナダ最大の人口を誇るだけでなく、北米でも第4位に数えられる大都会です。おはまの住んでいるエリアからは約6時間ほどのドライブでアクセスできるのですが、市街地に近づくと高層ビルが増えてきます。オンタリオ湖に面したハーバーフロントには高級そうな高層マンションがズラリ。清潔で安全なダウンタウンにはストリートカーと呼ばれる路面電車が走り、国際色豊かな人々が行き交っていました。様々な国の料理が食べられるレストランも多く、アジアから留学先に選ぶ人が多いのもうなずけます。
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↑オールドシティホール。クラシックな市庁舎と高層ビルの対比が面白い。
◎トロントの食事
トロントには日本人も多数住んでいるため、日本食のレストランがかなり充実しております。オーセンティックな日本食に飢えているミシガン在住者の一行は、トロントに着くなり、地図確認もそこそこに食事処を求めて街に繰り出し、手近にあったラーメン屋「唐変木」に入ったのでございます。
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↑ここはあえてリアルな豚骨ラーメンを目指し、豚シリーズで統一。
久々に食べたラーメンはもちろんおいしかったのですが、黒・白・赤というラーメンの系統別にスープベース(鶏、豚)、シーズニング(塩、醤油、味噌)、麺(太麺、細麺)、トッピングの肉(豚バラ、豚肩、鶏チャーシュー)がいちいち選択制というのが外国らしくて面白かったです。組み合わせによってはもはや何ラーメンか分からないじゃないか、と日本人は思うのですが、そこはやはり、サンドイッチのパンから具まで細かく指定できる国ならではということでしょうか。ウェイターさんがワーホリ中の日本人の男の子というのも、いかにもトロントです。
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↑餃子もモチモチでなかなかリアル。昼間からビールが嬉しい。
他にも、トロントには牛角があるので、アジア系の人々で超混んでいたにも関わらず、焼肉にもトライ。ミシガン在住者は「カナダらしい食べ物」には目もくれず、大都会でしか食べられないリアルな日本食を目指すのでありました。
◎CN Tower
基本的にはあまりトロント観光を重視していなかった一行ですが、とりあえず行っておこうと満場一致で決まったのがトロントのシンボル「CNタワー」。東京スカイツリーなどに記録を塗り替えられる前までは、自立式電波塔としては世界最高をマークしていたということで、今見てもなかなかの高さです。
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↑日没後は白と赤のカナディアンカラーにライトアップされ、名所感満点に。
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↑夕日が沈むレイク・オンタリオ。もはや湖でなく海に見える。
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↑高い所から見ると、トロントが大都会だということがよく分かる。