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カテゴリ:吉祥寺
かつて井の頭恩賜公園も元来、徳川家ご用達の土地であり、 一般の方たちが入れない御料地でありました。
「お茶の水」の語源である湧水も将軍家が ここで使用した文献があり、 古来、武蔵野一帯は水質の良好な地域であり、 三宝寺池石神井池(石神井公園)と善福寺と並び 武蔵野三大湧水池として有名ですが、 景観維持のため、現在では池の水も人工的に地下水から 揚水しているのが状態で、都市化に伴い ほとんど涸れてしまっているか、 生活用水として耐えられない状態になっているのが 実情のようです。
スピリチュアルな面から観て、 この一帯を治めていた徳川家の上級武士階層は 風水や地相的にも良質なこの土地を、 今でいう環境保護をすることがすなわち 風水的に天下泰平に通ずる道と 理解していたものと思います。
江戸時代には井の頭池と一帯の林が幕府御用林 として保護されていました。
東京各地でも同じ事なんでしょうが、 このような自然の場所に、 むやみに高層マンションや住宅地を乱立させ、 風水の結界を壊すような行為が、 今の政の混乱の原因だと思います。
江戸時代にむやみに立ち入るのを禁じ、 (井の頭恩賜公園の一般公開は大正時代以降である) 忌み嫌って家を立てる事を禁じた 意味が良~くわかります。
やはり昔の上級武士階級層は 明治以降の今のそうでない階層とは違い あらゆる面で責任のとれる方達だったと思います。
井の頭という名称の由来については 「えんかしら、この水の美しさ」と徳川家光が 驚嘆したことがその後に転じて「いのかしら」になった、 とする説もあります。
余談ですが 実の兄が鹿児島で弾き語り(多分叫びか?)をしています。 生きるのに一番必要な水。水を汲む唄です。 よろしかったらぜひ聞いてください youtube
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最終更新日
2011/09/10 12:53:33 AM
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