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カテゴリ:整体
首にも表面の筋肉と 体の深い層にある筋肉があります。 矯正や牽引的な手法は どちらかといいますと体表面の筋肉に アプローチをしやすいですが、 深層にまで影響力を与えるのには 今一つ創意工夫が要求されます。 かといって圧迫させる手法にも 特定の筋肉の形質によっては 細長かったり、分厚い状態の形もあり、 それぞれに付着している 筋層の緊張による形質の変化や 性差によっても影響が変わります。 また各関節の整体・矯正には 角度的に 並行ラインでの圧迫なのか? 垂直ラインが望ましいのか? また感覚的に適量なのかまるで違います。 層が変われば一方向のみの牽引は やや不十分であり、 筋繊維の伸展を 確実に伸ばすだけでも 首というのは 構造上、難しいポジションです。 しかし… 臨床で交通外傷や頸椎ヘルニア関連の 症状を15年程観てきて しみじみと申しますが、 これですらも 所詮、 ただの肉体的なアプローチに過ぎず、 ストレスでも安易に感じることが可能な 首の緊張感には、 整体・矯正のみの手段では エビデンスが多分乏しいと 感じる人は決して少なくないでしょう。
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最終更新日
2012/02/19 11:14:55 AM
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