讃岐うどんのセルフの店・体験記
先週高松に仕事で行ったときに案内していただきました。「お昼はセルフの店でどうですか?」というお誘いで,わ~い♪車で連れていっていただいたのですが,国道(?)からちょっと入ったところで,看板なんかないし,飲食店にも見えない。住宅と作業場が立っていて,その間に止まっているバンの脇を通って中庭(?)から作業場のほうに入ると,あら,ここがうどんやさんなのね~。三和土というか土間というかで,大きなテーブルがいくつかに椅子がぎっしり並んでおりました。(テーブルは「田舎の食堂」若しくは「古い机」風で,椅子は「民芸うどんや」風座布団つきであった。ちょっと調和に欠けてますなー)案内してくださった方のナビゲートに従って,列の後ろに並びました。自分の番が来たところで,大(ふた玉)か小(ひと玉)を選んで注文。小にしましたが,ゆがいてどんぶりに入れて渡してくれました。次に具を選んで,自分でうどんの上に乗せるの。ここで,いっぱい並んでいて困惑。一応一覧と価格を書いた紙が貼ってあるものの,よくわかんないんだもん。「なす」と書いてあるのは,この,なすのてんぷらに違いない。のは分かる。「かきあげ」も分かる。が,目の前には,海老の入ったのとか野菜だけのとか豆が見えるのとか,3種類もかきあげがある。いったい,どれがどれなのであろうか? 紙には「長天」というのもあるが,いったいこれはどれなわけ??まあ,どうせわかんないんだから,と見た目で適当に選んで,次に刻み葱が山盛りになっているのを好みの量取って,最後につゆを自分でかける。これも温かいのと冷たいのと2種類ありました。これで完成。そのままお席につきます。落ち着いたところで,質問。「長天」というのは,魚の練物(揚げ蒲鉾)の長い形のものだそうでした。「こっちでは,さつま揚げはてんぷらって呼ぶんですよ」ということで納得したのですが・・・今になって疑問が。はて,じゃあ,普通のてんぷらはなんて呼ぶんでしょ? 食べながら次々と入ってくるお客さんを観察したところ,「釜揚げ」とか「そば」と注文している人もいました。ほほー,そばもあるんだ。さらに感心したのは,「近所のおばちゃん」という風体の方が入ってきて,持参のビニール袋にどんどん揚げ物を入れて,それだけ買って帰りました。うどんは自宅で茹でて,具だけここで調達するのでしょうかね。とにかくどんどん人が入ってくるので,食べ終わったらすぐに席を立ちました。で,食器を下げるところで,会計です。ここで,再び困惑。自分が食べたものを申告してお値段を教えてもらうのですが,あはは,自分が食べたものの名前を知らないんだもん。「下の段の奥の,あっちから3番目の・・・」とかなんとか説明して400円払ったのですが,後ろにどんどん並ぶからプレッシャー感じちゃったわよ。中庭に出たら,あら,ここにも木のベンチがあって,そこで食べている方もいました。(和風テラス席ですね~)さらに,道に出たら,あら,お店の向かい側の空き地が駐車場になっているのね。たくさん車が停まっていました。というわけで,珍しくて楽しかったです。讃岐うどんブームでけっこう観光客も来るからかしらん,お店の方は「初心者にも親切」な感じ。お味のほうは,うん,まあ,普通のおうどんでしたね。【おまけ】楽天市場 讃岐うどん一覧