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2015.04.08
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立教百七十九年、教祖百三十年祭を勤めるに先立ち、思うところを述べて、全教“よふぼく”の仕切っての成人と一手一つの活動に資したい。
 教祖は、世界一れつをたすけるために、“だめ”の教えを啓かれ、子供可愛い一杯の親心を以て、“たすけ一条”にお通りになり、五十年にわたる“ひながた”の道をお遺し下された。
 この間、“たすけづとめ”を教え、万事の元を明かして道の次第を整えられ、明治二十年陰暦正月二十六日、かねて仰せの“つとめ”の実行を尚も急き込み、人々の成人を促して、現身(うつしみ)をかくされた。以来、「今から“たすけ”するのやで」とのお言葉通り、存命の理を以て、今も変わることなく、“世界たすけ”の先頭に立って私達をお導き下されている。
 この限りない親心に仕切ってお応えすることこそ、教祖の年祭を勤める意義である。心新たに、“よふぼく”一人ひとりが立教の本旨を胸に刻み、“陽気ぐらし”世界建設の“よふぼく”としての自覚を高め、“ひながた”を目標に実働すべき旬である。
 “陽気ぐらし”は、何よりも親神様の子供である人間が、互いにたすけ合って暮らす世の在り様である。また、

  よくにきりないどろみづや
  こゝろすみきれごくらくや
          (十下り目 四ツ)

  心さいすきやかすんた事ならば
  どんな事てもたの しみばかり
          (十四 50)

と仰せられるように、“陽気ぐらし”は心を澄ます生き方でもある。
 慎みを知らぬ欲望は、人をして道を誤らせ、争いを生み、遂には、世界の調和を乱し、その行く手を脅(おびや)かしかねない。我さえ良くばの風潮の強まりは、人と人との繋がりを一層弱め、家族の絆さえ危うい今日の世相である。まさに“陽気ぐらし”に背を向ける世の動きである。
 心の拠(よ)り所を持たず、先の見えない不安を抱える人々に、真実の“をや”の思いを伝えて世界をたすけることは、この教えを奉じる者の務めである。
 今こそ、道の子お互いは挙(こぞ)って立ち上がり、人々に、心を澄まし、たすけ合う生き方を提示して、世の立て替えに力を尽くすべき時である。
 “よふぼく”は、教えを学び身につけ、日々実践して、土地所の成程の人となろう。天地抱き合わせの理を象(かたど)る夫婦をはじめ、己が家族の在り方を正し、たすけ合いを実行して、足元から“陽気ぐらし”の輪を広げよう。
 また、教会に心を繋(つな)ぎ、足を運んで、その使命である“おつとめ”を勤めるとともに、会長を芯に、“陽気ぐらし”の手本たる姿を地域に映そう。
 時として、親神様は子供の行く末を案じる上から、様々な“ふし”を以て心の入れ替えを促される。しかし、

  とのよふな事をするのも月日にわ
  たすけたいとの一ちよはかりで
             (十二 78)

と、全ては、ひたすら一れつ人間をたすけてやりたいとの親心からであると仰せられる。
 あらゆる災厄や難渋は胸の掃除を求められ る親心の表れである。自らを省みることはもとより、見せられる事柄を通して、人だすけを促されていると受け止め、積極的な“おたすけ”を心掛けたい。また、常に人だすけを心掛けてこそ、世界“たすけ”を掲げる教えの信仰者であり、それは「人たすけたらわがみたすかる」と仰せられるように、自らが真にたすかる道でもある。
 “おたすけ”は周囲に心を配ることから始まる。身上・事情に苦しむ人、悩む人があれば、先ずは、その治まりを願い、進んで声を掛け、“たすけ”の手を差し伸べよう。病む人には真実込めて“おさづけ”を取り次ぎ、悩める人の胸の内に耳を傾け、寄り添うとともに、“をや”の声を伝え、心の向きが変わるようにと導く。更には、共々に人だすけに向かうまでに丹精したい。
 世の人々が元の親を知り、一れつ兄弟姉妹(きょうだい)の真実に目覚めて、互いに睦(むつ)み合い、たすけ合う神人和楽の陽気世界の実現を目指して、弛(たゆ)むことなく世界の“ふしん”を進めよう。
 教祖百三十年祭へ向けての三年千日、教祖の道具衆たる“よふぼく”お互いが、その使命を自覚し、任務(つとめ)に邁進(まいしん)して、御存命の教祖にお喜び頂きたいと願ってやまない。

 立教百七十五年十月二十六日
         
    真柱 中 山 善 司





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Last updated  2015.04.08 12:01:58



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