Moon Of Oblivion～忘却の月～

4月24日渋谷AXにて行われた
Moi dix Moisヨーロッパツアー凱旋ライヴ
「Invite to Immorality」

17時開場予定だったので16時には到着しておりました
気合の入った衣装の方々に囲まれ萎縮するワタクシ
今回は単独参加だったので余計にですなw

AXは初めてだったので、中とかどんな感じなのか
ちょっと楽しみにしながら待つこと１時間弱
15分押しくらいで開場
200番台だったので開場内にはまだ余裕があり
普段だったら絶対に行かない前の方に陣取る
揉みくちゃになるか！？と一瞬迷ったものの
Juka最後って事もあり、それも思い出作りに良いかとw

開演まで更に１時間弱
待ってる時の高揚感は何とも言えないものがある

そしていよいよ幕が上がると
会場内から歓声が沸き上がる
「unmoved」
Mana様とKのツインギターが響き渡りJukaが吼える

Kが「大和魂見せて見ろやぁー！！」と叫ぶと
会場のヴォルテージは最高潮に達し
ライヴは更に加速してゆく

今回はMCと言うMCはなく最後まで
メリハリを付けつつも
ノンストップな感じの舞台であった

「Shadows Temple」でKが会場内を更に煽る
「Dialogue Symphonie」でJukaが
「この曲はMoi dix Moisが生まれた瞬間に共に生まれた曲です」
と語り会場からはJuka離脱を惜しむ声も聞こえ始めていた

「Pageant」ではJukaが「次は最後の曲です・・・
　僕がステージで歌う最後の曲になります・・最後は皆で踊ろう！Pegeant！」
会場が一体となり手を振り体を左右に揺らし
皆がJukaとの別れを惜しみ涙を流し始めていた
Jukaも会場からの声に胸を打たれたようで
張り詰めていたものが切れたのか涙を流し
最後の宴を噛みしめるかのように力強く歌う姿が印象的だった

曲が終わるとすすり泣きが会場のあちこちで聞こえはじめる中
メンバーとそれぞれ別れの挨拶を交わし
Kzunoとは抱き合い（Kazunoも泣きながら）
Kとは男らしく拳を向け合い
Thoruは普段Jukaをからかってた感じがあったので
別れの場面ギャップが感動を誘った
Mana様とは軽く挨拶を交わしただけのように見えた

メンバーが舞台から去り
Mana様が中央の花道に出て会場を見渡し挨拶
Mana様も流石に何かを堪えているように見えた

客電が灯り閉幕のアナウンスが流れる中
会場から動こうとする者はおらず
Jukaを呼ぶ声があちこちで聞こえていた
それを見かねて会場スタッフが拡声器を手に
退場を幾度となく促すと
会場内はやがて動きを見せ退場が始まった
皆名残惜しそうに涙ながらに舞台を横目で見つつ
退場する姿は、痛々しくも感動的でもあった
私も「終わってしまった・・・・」と
脱力感に包まれながら会場を後にした

【胸に残るのはあの光景　私は忘れる事無く思い出せるだろう】

Moi dix Mois]Invite to Immorality at SHIBUYA-AX

セットリスト

1.silent omen

2.unmoved

3.Gloire dans le silence

4.MAD INGRAIN

5.Night Breed

6.the Prophet

7.Pessimiste

8.vestige

9.Invite to Immorality

10.Nocturnal Romance

11.Perish

12.Mephisto Waltz

13.Dialogue Symphonie

14.Vizard

15.Ange

16.forbidden

17.La dix croix

en1.Shadows Temple

en2.monophobia

en3.Pegeant