テーマ:讃岐うどん(1593)
カテゴリ:うどん
撮影中にちょいと事故なんかがあったりして(カメラ逝く!)現在全ての工程の収録が終ったわけではありませんが、毎日小出しにお送りいたします。 その初日は粉を混ぜるところです。 混ぜるったって、「何と何を混ぜるの?」・・・・ですよね! うどんは「小麦粉、塩、水」の3種類を混ぜ、捏ね、踏み、延し、切るで出来上がります。 最初に必要な道具をそろえます。 ・鉢(ご家庭ではボウルですかね) ・篩(ふるい) ・はかり(デジタルのやつね) ・厚手のビニール(うどんを踏むためのもの) ・延し棒 ・延し板(テーブルでもOK) ・切り板(まな板) ・こま板 ・めん切り包丁(刃が真っ直ぐな包丁なら何とか切れます) ・・・っで、まずは分量ですが、これもはっきり言って粉の質や作る場所の湿度や温度なんかによって結構差があります。 今回の分量は現在(夏バージョン)の白馬で私が打つうどんの分量です。 量が多いと思われるときには按分率で加減してくださいね! あと、計る時は粉も塩も水も全て重量で計ってください。 風袋で計ると上手く出来ませんよ! ・粉 1350グラム ・水 600CC ・塩 55グラム これだけです! 小麦粉は所謂「中力粉」ってやつを使ってください。 「強力粉」や「薄力粉」はダメです。 うどんではなく他の種類の麺が出来上がってしまいますから(笑) うちの店では独自のブレンドをした専用粉を用意しますが(仕事ですからね!)、一般のご家庭ではスーパーなどで売っている普通の中力粉を買えばよいと思います。 え~っと、うどん用って書いてあるやつなら大丈夫ですね。確か「ホームランなんとか」っていう銘柄のもあったはずです。 水はとてつもなく水道水の質が悪い地域を除けば、普通に蛇口をひねってもらえれば結構かと・・・(笑) 塩は先日プロ仕様の塩のことを書きましたが、一般家庭ではやはり普通にスーパーなんかで売っている「天然塩もどき」の塩で十分です。 分量比は色々なレシピによって違いがありますので、どれが一番良い物なのかはご自身が判断されるものと思います。 うちでは長い事いじってきて、最終的に上記の分量を黄金率としています。 さて、作りましょうか!!! 最初にする事は混ぜるんもに使う容器(普通はボウルかなぁ)を奇麗に洗うことですね。油脂とかゴミなどが完全に除去できるようにしっかりと洗浄して更に乾燥させてください。 次にこれに粉をふるいます。 篩(ふるい)は粉モノ全般の基本ですので、ケーキもパンもピッツァも蕎麦もうどんもパスタもラーメンも・・・・・っと、とにかくみんなふるってください! 次に塩と水ですが、これは別々に入れるのではなく、必ず予め塩水に併せておいてください。 別々に入れると完全に混ぜるのに結構大変な思いをします。 この粉に塩水を数回に分けて入れては混ぜ、入れては混ぜを繰り返します。 全部入れ終わったときの画像がこれです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005年07月23日 10時35分45秒
コメント(0) | コメントを書く
[うどん] カテゴリの最新記事
|
|