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2006/09/20
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カテゴリ:more的 映画


アメリカ・テキサス州、メキシコとの国境沿い
メキシコ人カウボーイ、メルキアデス・エストラーダの
死体が荒野で発見された。

メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬
[c]2005 EUROPACORP-JAVELINA FILM COMPANY

「メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬」


男と男と、死体の旅。




初老のカウボーイ、ピートは彼を不法入国者と知りながらも
親しく付き合い、深い友情を築いていたが
突然の訃報に悲しむピートは、彼と交わした約束
「俺が死んだら故郷ヒメネスに埋めてくれ」という言葉を思い出す。

そして偶然に町のウェイトレスから
メルキアデスを殺した犯人は
新任の国境警備隊員マイクらしいと聞く

ピートは彼を誘拐し、共同墓地に埋葬されていた
メルキアデスの遺体を掘り返させる
そして、そのままマイクを引き連れて
遺体と一緒に約束の地、故郷ヒメネスへと旅立つ…。







見ちゃいました、燻し銀な映画!


メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬
[c]2005 EUROPACORP-JAVELINA FILM COMPANY

トミー・リー・ジョーンズが主演・監督を務めたこの映画
タイトル長いですよね、なんだか不思議な響きだし・・・

2005年カンヌ国際映画祭で
最優秀男優賞と脚本賞に輝いたこの作品
何かの映画の予告でみたときから
タイトルの意味がどうしようもなく気になって
ようやく観ることが出来ました。


砂煙が舞う壮大な荒野を舞台に
友情と孤独をシンプルに書き上げてます
なんかこれだけ聞くと
ブローク・バック・マウンテンを
勝手に思い出しちゃうんですが・・・
この映画はそういうお楽しみシーンはありません
あしからず!


親友のメルキアデスの
死体を掘り起こしたり、
国境警備隊員誘拐したり、と
変人扱いされていたピートですが
ストーリーが進むにつれて
ピートとメルキアデスと過ごした思い出が
フラッシュバックで語られ
変人的行動に出た心情が痛いほど伝わってきます


ある日、不法入国者のメルキアデスは
もう5年も家族と会っていないと
家族の写真を見せながら語ります
ピートも一人身なので
孤独が痛いほど伝わったんでしょう

その時に「俺が死んだら故郷ヒメネスに埋めてくれ
よその土地に埋められたくない」とピートに願い出ます
ピートは俺の方が歳なんだから、と聞く耳を持ちませんが
悲しいことに
その約束を守ってやる時が来てしまったのです。

メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬
[c]2005 EUROPACORP-JAVELINA FILM COMPANY


馬とロバで砂漠地帯の国境を越え
故郷に向かいますが
旅の途中でハプニングなんかもあって
思うように進めません
塩だけふりかけた
メルキアデスの遺体は次第に腐敗していきます
(結構リアルなんでご注意を!)


腐敗過程も映されるのですが
決してイヤミじゃありません
過程は時間の経過と再認識、
罪であれ死であれ
ピートとマイクにとって
腐敗の進行は、それぞれの現実を再認識するサインになります
ここらへんの演出は当たり前なんですけど
演技もしかり、巧いと思いました


この映画は女性には向かないかもしれません
前回紹介した私の一押し映画
「サイドウェイ」(過去の感想)と同じ理由です

派手な演出はありません
じわ~とくる系ですが
本当にいい映画なんで
出来れば女性も観て欲しいです

ラストに近い部分は私にとって不思議でした
この余韻なんかは
男性なら共感?というか
熱いものが味わえるんじゃないでしょうか?


あとオヤジ好きな方
トミー・リー・ジョーンズは立派なオヤジになってます
顔もくちゃくちゃでした
薄汚ささえ貫禄、かっこよかった!


男の友情に万歳!!








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Last updated  2006/09/21 12:29:34 AM
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