2012/09/07(金)21:18
九電管内の『節電の夏』が今日で終わる。
政府の要請により7月2日から行われてきた九州・関西・四国各電力会社管内の
節電期間が今日で終了しました。
ピーク時の電力需要を2010年夏比で九州・関西電力では10%、
四国電力では5%の節電を目標としてきましたが、
関電で約11%、九電で約10%、四国電が8.3%の節電を達成しました。
九電管内では電力使用率が90%以上になる日が10日ありましたが、
何とか計画停電を回避することができました。
しかし、節電自体は今回で終わったわけではありません。
これから涼しくなると思われますが、それを過ぎると冬が到来します。
冬場の北部九州は他の地域の方が想像しているより寒くなります。
(年に数回は雪が降ることがあります。)
それによって暖房使用による電力消費が大きくなることや、
今夏火力発電所の故障が相次いだこともあって、九州電力管内では
冬にも節電要請が行われる可能性があります。
節電要請機関が終わっても気を緩めず、
引き続き節電への取り組みを行っていく必要があるのではないかと思います。
それでは、今日はここまで。