2014/08/27(水)03:11
JR小倉駅北に『北九州スタジアム』建設へ
サッカーJ2のギラヴァンツ北九州は26日現在J2で4位と健闘しており、
天皇杯でも前年優勝の横浜F・マリノスを破るなど力をつけております。
しかしこのままリーグ戦の成績が6位以内になったとしても
J1への昇格プレーオフには参加できません。
それは現在ホームスタジアムとして使用している
本城陸上競技場の収容人員が
J1基準の15,000人のに満たないからです。
この状況を脱するため北九州市はJR小倉駅北口という好立地に
球技専用の新スタジアムを建設することを表明していましたが、
このたびスタジアムの名称が『北九州スタジアム』に正式決定し、
建設・維持・管理を行う業者を9月に行う市議会で指名することになりました。
なお施設命名権(ネーミングライツ)売却も検討しているそうです。
『北九州スタジアム』はJR小倉駅北口の北九州国際会議場のすぐ北の
海に面した場所に建設され、収容人員は15,000人でJ1基準を満たしています。
将来は海側にさらに5,000席を増席できるような構造にもなっています。
本城はJRの最寄り駅からも高速道路のインターチェンジからも遠く、
そのせいで観客動員数もあまり伸びていません。
新スタジアムとなれば新幹線の駅から近く、都市高速のインターからも近いので、
ホームはもちろん、アウェイのサポーターも行きやすいと思います。
2016年度末竣工予定ということで、J1昇格要件を満たすまであと3年かかりますが、
ギラヴァンツ北九州がこの強さを維持し続ければ、5年以内にはJ1昇格もあると思います。
思えばJリーグ発足時に地域性から新日鉄八幡のサッカー部が参加を要請されつつも、
親会社の業績不振を理由に参加を断った経緯を考えると、
ギラヴァンツ北九州のJ1昇格は市民にとっても悲願なのではないかと思います。
是非ともその悲願が果たされ、街が活性化することを願っています。
それでは、今日はここまで。