テーマ:鉄道雑談(1537)
カテゴリ:九州の話題
JR九州は27日、久大本線と大村線に新しい観光列車を
来年の夏から運行することを発表しました。 今回の列車のモデルは、国有化される前の九州鉄道(初代)が アメリカのブリル社に発注した5両編成の豪華客車だそうです。 窓の一部にはステンドグラスが使用されたり、展望者にはピアノが設置されるなど、 現在で言う『ななつ星in九州』のような列車だったようです。 しかしながら発注後に九州鉄道が国有化されてしまったため、 一度も営業運転されることなく、客車は各地に分割されて教習車などに改造され、 1956年(昭和31年)までにすべて廃車されてしまいました。 この幻の車両は鉄道ファンの間では『或る列車』と言われています。 なお久大本線と大村線は非電化区間ですので、当然元になる列車は気動車です。 『指宿のたまて箱』や『いさぶろう・しんぺい』のような感じになるようですね。 観光列車は夏休みなどの長期休暇や土日祝日に運行される予定で、 車内では地元の食材を使用したスイーツを楽しめるそうです。 運行ダイヤや運転日などの詳細は後日発表されるそうですが、 JR九州の新たな観光列車として人気を集めてくれるといいですね。 それでは、今日はここまで。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年08月28日 00時48分23秒
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