カテゴリ:本
出版:講談社 ・鳴釜 薔薇十字探偵の憂鬱 ・瓶長 薔薇十字探偵の鬱憤 ・山颪 薔薇十字探偵の憤慨 『そうだ!僕だ。お待ちかねの榎木津礼二郎だ!』 3編からなる京極堂シリーズの番外編。 シリーズの中では結構薄めで、どれもニヤニヤ笑えます。 だって榎木津礼二郎大活躍作品ですもの!! 榎さんファンにはたまらないですわね。 彼の奇想天外・神出鬼没なキャラ全開です。壊しまくりです。 いつもの関君の役割を、最後まで名前を明かされない「僕」の 一人称で語られてて、ちょっと面白いつくりになってますね。 でも彼も、榎さんにいいように振り回されてますが…。 京極堂も、いつものムッツリ薀蓄オヤジ(笑)より ちょっとお茶目な感じになってて、可愛い(?)ですわ。 京極堂シリーズの中ではかなり異色の作品ですが お馴染みのキャラ達も登場しますし ところどころの会話に、これまでの事件のことが語られてたりと シリーズで読んでいる人には、さらに面白さが増しますわ。 軽~いノリで、サクっと読むにはもってこいでっす☆ 因みに、この作品は「陰摩羅鬼の瑕」の後に読まれることをお薦めします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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