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もりっぺ★のほほ~ん   

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2006/02/06
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カテゴリ:映画
砂と霧の家 特別版 ◆20%OFF!
■監督 ヴァディム・パールマン
■原作 アンドレ・デビュース三世 
■音楽 ジェームズ・ホーナー
■出演 ジェニファー・コネリー/ベン・キングズレー
■ストーリー
政府の手違いで家が競売物件となり、政変で祖国を追われた元大佐一家のものとなってしまった。キャシー(ジェニファー・コネリー)は家族の思い出がつまる家を取り戻そうとするが、ベラーニ大佐(ベン・キングスレー)もまたこの家に最後の希望をかけていた。

     『失って初めて気付いた。
     求めていたのは家(ハウス)ではなく、家庭(ホーム)だったと…。』



 大佐は家族を守るため、自身のプライドを保つため、やるべきことをやったまで。
 夫としても、父としても、男としても、尊敬すべき人物なのに
 どこかで歯車が狂ってしまい、行き着く先は…。

 夫に去られ、愛する父が残してくれた家すらも、奪い取られてしまったのだから
 キャシーの行動に、多少の無謀さを感じても、それは許してあげたい気持ちになる。
 ただ、彼女があれほどまでに美しくなければ、起こらない悲劇だったのでは?と。

 共に被害者。ゆっくり話し合うことさえ出来れば、分かり合えるはずだった。
 それを隔てる、第三者さえ現れなければ。


 先週観た『オリバー・ツイスト』とは、全然違った役どころのベン・キングスレー様。
 威厳と優しさに満ちた大佐役、見事としか言いようがありません。
 静と動、柔と硬、その違いを目だけで演じられる、数少ない俳優ですわ。

 キャシー役のジェニファー・コネリー、今回は優等生的な美女ではなく
 陰のある憂いを帯びた美しさ、無意識に男性を誘う魔性さえ感じます。
 彼女はあまり好きではないけど、この役には合ってるなって思ったわ。

 ラストで、放心しているキャシーに、警官が「あなたの家?」と聞き
 それに対するキャシーの答え、『家』に対する彼女の
 これまでとは違った思いが伝わってきて、何ともヤルセナイですわ。

 切ない悲劇だけど、本当に大切なものは何か、考えさせられる作品ですわ。





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Last updated  2006/02/06 08:59:57 PM
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