2009/12/13(日)22:34
難病団体 扶養控除存続を訴え
これは、NHKのニュースからです。
http://www3.nhk.or.jp/news/t10014384101000.html
「23歳から69歳までの成人した家族を対象とする扶養控除は、政府の税制調査会で廃止が検討されています」
ということで、「日本難病・疾病団体協議会」が会議を開いたとのことです。
そもそも23歳から69歳までは働ける、ということを前提に扶養控除を廃止しようとしているようですが、難病患者は思うように働けません。
難病は、原因が不明で、効果的な治療法がなく、後遺障害を残すことがあるものです。
多発性硬化症を例にあげると、いつ再発するかもしれないし、再発したらすぐ入院・治療が必要となります。
このような不利な条件がある中で、普通の人と同じように働けるか(=働く条件を整えた職場が十分に保障されているか)は疑問です。
ただでさえ、家族に対して負担をかけている、という思いがある(実際にかけている)のに、扶養控除の廃止はやめてほしいと思います。