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カテゴリ:ドラマ
第2話以降毎回観ているNHKの連続ドラマ(全6回)です。
『フルスイング』 公式HP これも残念ながら第1話を見逃してしまいましたが、 第2話からは録画で毎回ウルウルしながら観てます。 主人公高林導宏(高橋克実)は元プロ野球の打撃コーチだったが、 30年勤めた球界を去り、九州の私立高教師へと一大転換する。 コーチ人生で培ったノウハウを元に、生徒たちと真っ向から向き合い、 共に泣き、共に笑い、まさに一家の大黒柱、父親のような存在感で 子どもたちの成長を見守っていく。 この高林には実在のモデルがあり、高畠導宏氏がそれに当たります。 熱血というか、人を前向きにさせる力のある人だったようです。 『だった』というのは、教師になってから僅か1年で ガンにより他界されてしまったからです。 昨日は第4回『キャッチ』を視聴。今回もウルウルさせて頂きました。 あらすじ(公式HPより) 九月、高林とあや(吹石一恵)のクラスで、いじめ発生。 なんと子供同士ではなく、英語の太田先生(塚本晋也)がターゲットだった。 ベテラン教師天童(里見浩太郎)は太田の只ならぬ気配を見抜き、 いち早く警告を発するが、結局太田は登校拒否になってしまう。 そんな太田に高林は徹底的に寄り添い、立ち直らせる。 いじめの中心にいた一人の帰国子女水沢(落合恭子)の心の悩みを キャッチした太田先生は、不思議な授業を思いつく・・・ 今ドキの高校の授業風景はどんなのかは私には分かりませんが、荒んでますなあ。 多分に演出なのでしょうが、それにしても酷い。 今回は気弱な英語教師太田がクラスの生徒たちからイジメに遭い、 『不登校』になってしまいます。特に帰国子女の水沢が流暢に話す英語を聞き取れず、 自信喪失してしまう様はなんとも観ていて辛い場面でした。 『先生のクセに知らないの??』 子どもって、こ~いうの平気でやるんすよね。 いつも何だかんだと言われっ放しの子どもにとって、 逆襲出来るチャンスは絶対に見逃しませんよね。 でも、太田だけでなく水沢もまた悩みを持っていた、という下りと、 高林が人を信じ、信じることによって二人とも救っていくところにグッときました。 復活した太田が高林の教えを元に言うセリフ。 キャッチボールの基本は、まず、キャッチ出来る距離にまで近づくことなんだ。 相手を良く見て、ボールを良く見て・・・ 教師と生徒の関係だけでなく、人間関係そのものにも通じるものがありますね。 いやはや勉強になります。 このドラマ、高林役の高橋克実が実にイイ味を出しているんです。 もう残り2回となりましたが、おすすめ出来るドラマだと思います。 ・・・そういや私の高校時代にも似たような先生がいましたねえ。 『あいさつの○』『おはよぅ!の○』というアダ名の○先生。 毎日毎日昇降口で生徒に大声であいさつしてましたね。 こちらも朝っぱらから『フルスイング』でした。 男子校のクセに皆恥ずかしがっちゃって、ちゃんとあいさつを返していなかったですが、 今にして思うと、あれは凄いことだと思いますよ。 生物の教師らしくいつも白衣姿。今でもキョーレツに印象に残っています。 そしてこんなことも言っていたっけ。 苦味。甘いもの好きなお前らには分からんだろう。 大人にならないと分からないんだ。 本当に美味しいものはなあ。苦味のあるものなんだぜ。 今では少しは分かった・・・かな?? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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