もりのねこ的生活

2008/04/11(金)08:56

桜にうずもれて 奈良・飛鳥へ 5

旅・イベント(34)

■サイクリング イン 飛鳥 石舞台古墳の駐輪場から自転車に乗ってスタート! とはいえ、どこに行こうってほど、目的地決めてなかったり。 石造物とか見たりしながら、とりあえず飛鳥資料館まで行こうかな。 走っていると、辻々に標識が建ててあって、いろんな史跡に案内してくれる。 「伝飛鳥板葺宮跡 0.2km」とあるので、左折して畑の中の小道を。 「おーい、あっちの端まで行くようだったら、時間なくなるよー」って、お父さんは言ってるけど、200メートルっての見なかったのかな? ほんのちょっとだけ自転車を走らせると、また標識があって・・・でも、目の前、畑しかないんですけど。 すると、ひらけたところに、お社型の看板が建っていて、由来が書いてありました。 畑・・・と見たところに、石が並べてあって、どうやら建物のあった場所のよう。 板葺宮というと、大化の改新(厳密に言うと、蘇我入鹿を暗殺して蘇我氏本宗家を滅ぼした乙巳の変(いっしのへん))の舞台になった、つまり昨日のお芝居の舞台ってことだよね。 こねこ君にカメラを渡していたら、こんな写真ばかり。 あのぉ、鳥を写したんですか? もっとも、全体もこんな感じ。 向こうに飛鳥川が流れ、平地の真ん中で、とってものんびりした風景。 中大兄皇子とかいた時代も、見える風景は、それほど違わなかったのかな? ■謎の巨石を見に 板葺宮を後にして、元の道にもどると、また次の看板が。 「酒船石」 今度は山のほうに曲がるので、ちょっと坂になってるようですが、構わず自転車を走らせます。 民家を抜けると、駐輪場があり、自転車を降りて、竹林の中に。 竹林の中、酒船石はひっそりとそこにありました。 謎の・・ですが、なんとなくユーモラスな感じ。 後で行った飛鳥資料館の説明では、パーティ等に使ったんじゃないかという説もあるそうです。 「亀型石、万葉文化館」の看板をたよりに、山を下りると、ひらけていて、どうやら斜面の反対側に出てしまう感じ。 何もなければそのまま下りちゃうのですが、自転車置きっぱなしだし、逆戻りです。そして、自転車に乗って、さっき見えていた場所まで。 ここには自転車も結構置いてあって、なんか整備されています。バス停もあります。 遺跡に行く小道の前に料金所があって、ボランティアガイドさんなどもいます。 発掘調査は、年々行われていて、まだ継続中なのですが、どうやら数年前に天皇皇后両陛下の行幸があったとかで、整備されたのでしょう。 調べてみると、亀型石は、万葉文化館の工事にともなって発見されたそう。2000年、ミレニアムになってからの発見なのですね。 今では、宮が置かれた場所だったんでは? という説が有力だそうですが、まだわかっていないことも多いとのこと。 ■ひたすら自転車で 飛鳥大仏のある飛鳥寺、飛鳥坐神社などのそばをとおり、飛鳥資料館へ。 二車線、歩道つきの大きい通りに出て東に向うと、桜井市に入り、ほどなく資料館。ここでは、中学生は無料。 いろんな古墳、地理的にちょっと先にある山田寺の発掘の模様などが中心で、地下にはほどなく公開されるキトラ古墳の復元壁画などの展示も。 ・・っと、見ている間に、お昼前に。 お天気もいいし、もっと自転車で走りまくりたかったんだけど、夕方までに帰宅するなら、そろそろ駅に向ったほうがいいのかも。 「猫が心配だし」 ・・・それと、もうひとつ、お父さんには目的があったのでした。

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