昨日は 森わらっ子たちと森の中の冒険コースを満喫した。
朝のスタッフたちの打合せでは話題に出ていないコースだった。
先頭を子ども達と歩いていた私が、真っ先にこのコースを見つけたけれど
今日のリーダーに了承も得ていない。
だけど 崖の上から見た沢はキラキラしていて
森から湧き出た綺麗な水がたまっていて、
私のワクワクが止まらない・・・
ここで 遊びたい!!!
ここで 森わらっ子たちとワクワクを感じたい!!!
後ろからやってきたリーダーに ここで遊びたい旨を伝える。
えええ~この危ない場所~!!!!
だよね 私も、ここで遊ぶには様々な配慮が必要になることは覚悟の上。
そこで、まずは私が下見をすることに・・・
着いて行きたがった年長男子の声に
私は 年長児たちも誘うことにした。
もちろんマムシのチェック、ウルシのチェック、
足場の安全性や枯れかかっている立木のチェックも怠れない。
でも 年長達なら、連れて行きながらそれらもやれる!と見通して
一緒にがけの下へ降りて行った。
途中 こどものドキドキを感じながら ゆっくりゆっくりと進む。
崖の下の沢の水の冷たさに 子どもたちは歓声をあげる。
嬉々とし沢の中で遊びを展開し始めた年長児たち。
より簡単に崖下に降りてこれるルートも確保し、年中児、年少児たちも降りてくる。
沢の中で思い切り水と戯れる。
そのうちに 崖に登りたいと言い出した年長男児たち。
一度は沢から上がった女児たちも再度戻ってきて登り出す。
かなりの危険度がある場所。
途中で脚を踏み外すこと、滑ることいろいろなことを想定して
私は下でスタンバイする。
ここで大事なことは、【沢に入らない】【崖に登らない】という選択。
そうした選択を自分でした子たちは、沢の周りなどでおうちごっこなどをして楽しんでいた。
そこでは そこでの 遊びが展開されていて、
そこをしっかりと目配りしてくれている大人たちの存在のありがたさ・・・
そんなわけで、子どもは自分の楽しいと思うことを
ワクワクドキドキと共に、味わい尽くす。
こんな時間を共に過ごせて 私は幸せすぎる。
そして 先日 保育短大時代の友人たちとの会話が思い起こされる。
そこで Facebookにこんなことを(一番下参照)
今朝綴ったら、めちゃくちゃ反響があって驚いている。
ここでもシェアしておきたい。
こんなことを考えている人間が、園長やっている森わらです。
こんな園長の話や、森わらっ子のキラキラした姿をお届けする体験説明会は
6月25日です。ぜひ ご参加くださいませ。
詳細はコチラ
*******************
私生活において遊んでいない保育士は
子どもの遊びのワクワクが 理解出来ない。
と伝えたら、
そもそも今の保育士は
上から指示される意味のない業務に終われ、
疲れきって心と体を病み、 遊んでる暇なんてない。
と、友人の現役認可園の保育士たちに言われた。
だったら、そんな仕組み
変えようよ。
と伝えると
そんなのムリムリ!と返ってきた。
これじゃあ
子どもが主体的に生きる
とか
子どもが自分の人生を 自分の足で生きる
なんてことに寄り添えないよ。
諦めるなー!!
こっちは
全く認知されていない中で
森のようちえんを15年やって来て
沢山の奇跡・変化を起こしてきたんだよー!
人生はオモロイ!
生きるって楽しい!
アンタはサイコー!
ただただ
それを伝えたくて やってきたんだよー!
と、朝っぱらから吠えたくなった。
だって
子どもを取り巻く悲しい事件が 多すぎるから。
人間を大切にする国で在りたいから。
そこに一番近い位置にいる保育士たちが
諦めてることが 残念すぎるから!!
自然育児森のわらべ多治見園
園長 浅井智子