森の楽校・餅つき&雑煮作り
ねっこぼっこの卒園児と、地域のみなさんに野外体験活動の機会を提供したくて、昨年末に開校した『森の楽校』。今回は、餅つきと汁物作りに挑戦したよ。メールでお申し込み頂いた40人の参加者の方たちと、初対面の数々。新しい出逢いに感謝の瞬間。全員で家族紹介、スタッフ紹介した後に、早速火をおこし、もち米を蒸す。蒸し上がるまでの間、よもぎの下準備。今年は暖かくて既に、小さいながらよもぎが生えていたよ。3日間かけて集めたわずかなよもぎだったけど、さっと塩茹でして水に取り、包丁で細かく刻んだ。蒸しあがったもち米と、一緒につきあげれば春の香りと色が楽しめるよもぎ餅の完成。くるみダレ作りでは、まずフライパンでゴマ、くるみをそれぞれ香り良く炒る。すり鉢でゴリゴリ摩り下ろして、出汁醤油・砂糖・味噌・水で調味。さて、いよいよ、餅つき開始。ベテランお父ちゃんが気合を入れてよくつぶし、みんなで交代しながらついていく。子供達も子供用の杵でお母さんに手を支えられながら、頑張る!手返しに挑戦したり、実は大人も初挑戦だったり・・・。みんなで力を合わせて、合計7升・3臼のお餅をつきあげ、お腹いっぱい食べたね。みんなであんこや、きな粉など持ち寄った中で、ユニークだった『ニラ醤油』。しょうゆに刻んだニラを漬け込んだだけのシンプルレシピ。これがとっても好評だったね!餃子など他の料理にも色々使える万能ダレだとか。おいしかった~!!今回の参加者の方から寄せられた感想の多くは、子どもが初めてマッチで火を着ける経験が出来た・ノコギリで初めて木を切った、などの体験をさせることが出来て良かった・・・というものでした。最初から上手に使いこなせないかもしれない、失敗もあるかもしれない・・・繰り返し経験する中で、身体で感じていくことを大切にしたいです。汁物も何回もお替りしておなかいっぱいなれたね。普段余り食べないというお子さんが、モリモリ食べる姿に喜ばれるお母さん。野外で大鍋で作った料理は、おいしさが倍増かな。最後に『ばばばあちゃんの おもちつき』という絵本を読んだね。臼と杵がなくても、お家で手軽に出来る餅つきの方法が描かれていたよ。是非お試しあれ!さて、参加者の皆さんが、すごく協力的で、片付けなどほんとに良く動いてくださり、助かりました。有難うございました。来月は、竹パンとシチュー作り♪みなさんの笑顔・真剣に取り組む姿にまたお会いできることを楽しみにしています!!TOMO