もう1つついでに言えば、婚約時に何故ダイヤモンドを贈らなければならないのか、
これも根拠は薄い。
ダイヤモンドが、貴金属の中でも最も現金化しやすいと理由をつける人もいるが、
そんなことはない。
むしろ、金の指輪や金の延べ棒の方がどこの国でも現金化しやすい。
宝石は面倒な鑑定が必要だが、金は素人でも偽物と本物の区別がつけやすいので、
売るときにも鑑定などにもそれほど手間がかからない。
結局、婚約の時にダイヤモンドを贈るという理由は、
それほど確かなものではないのだ。
そして、これもまた消費者がデ・ビアス社の宣伝に乗せられているだけである。
次回は、ダイヤモンドの値打ちは0.4カラットから!