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テーマ:☆動物愛護☆(3961)
カテゴリ:大好きな生き物たち
その人は、ペット不可のアパートに住んでいた。
放っておけなくて、つい仔猫を保護してしまった。 それをキッカケに保護した猫は全部で7匹になっていた。 2匹までは、大家さんも見て見ぬ振りをしてくれた。 しかし7匹までは・・・。 とうとう大家さんはその人に、「猫を捨てるか」、「引っ越し」を迫った。 猫を捨てるなんて絶対出来ない・・・ 引っ越す余裕もない・・・ 7匹の里親も見付からない・・・ 大家さんが黙認してくれた2匹に減らすか・・・ じゃあ、あとの5匹は・・・? その人が悩んだ末に出した結論は、7匹すべての安楽死だった。 7匹のうち、2匹を助けることは可能だった。 しかし7匹とも同じ命。2匹だけを選ぶことは出来なかった。 「酷い」「なんて無責任な話だ」、とは単純に言えない。 猫たちが一番可哀相だが、飼い主さん、獣医さん、大家さん、皆、傷付いた。 これは、猫のことで頭がいっぱいだった私に、 獣医さんが冷静になるよう話してくれた本当のお話。 獣医さんには、過去に関わったその人と私がダブって見えたのだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.02.16 16:46:11
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