MOTOの東京下町ライフ（旧：MOTOの北京部屋）

昨日は「今日は天津に出張に行く」と記入してたが、
実際、今日行った所は・・・天津じゃなかった！

正しくは「天津の方角」にある「廊坊（ランファン）」というところでしたよ。
私のほうはてっきり天津まで行くと勘違いしてて、
今天津で生活している友達に「時間があったら会おう」と言ってしまったので、
慌てて「今日は天津まで行かない！ごめん！」とケイタイでショートメールした。

北京を出るのは久しぶりで、汽車（中国語では「火車」）に乗るのも久しぶり。
天気もよかったし、朝早かったしなんとなくすがすがしいー！
この日程を組んでくれたのは、中国企業に勤める中国人の友人なのだが、
彼女は日本が大好きの日本通。最近反日デモもあったことだし、
公共の場での発言には慎重になろう思ってたのだが
話題はもっぱら「日中文化比較」。
列車の中で「中国人はどこにでもゴミを捨てるからだめ」
「日本は街角にゴミがなくて清潔でいい」
バスでは「中国人は日中から酒飲んでてだめ」
・・・・発言がはっきりしてていいのだが、ちょっと俺もどきどき。

廊坊に着いたら見学に行く工場の社長さんが駅まで迎えに来てくれてた。
彼と日本通の彼女は昔一緒に仕事をしたことがあるらしく、
かなり古い友達らしい。
工場に着いたらさっそく仕事の話。
仕事の話は３人の間だけにとどまらない。
「この商品についてはなんとかさんに聞いたらいい」と言って、
とにかく電話しまくる。
中には私以外の二人の共通の知り合いもいるらしくて、
世間話や相手をいたわるようなやり取りもかかさない。
中国では「人間関係」が大事ってこういうことなんだよね。
その時の話題の内容がその場その場で解決、もしくは確認できるから
てっとり早くてわかりやすくてなかなかいい。
勉強になりますよ。

お昼は私、その彼女とその廊坊の工場の社長さんとお食事。
話題はもっぱら「子どもの教育問題」について。
自分の子どもの自慢だとか、将来どういう方向に子どもを進ませたらいいとか、
大学受験のシステムはどうだとかかなり詳しい。
中国人もかなり子どもの教育に熱心。
北京人の子どもはけっこうな確立で海外留学する。
今日会った二人とも将来は子どもを海外留学させたいらしい。
「中国の教育は理論中心で実践的じゃないからいかん」と言ってた。
日本の教育と比べるとむしろ実践的な気がするんだけどなー。

※写真は廊坊主の真っ直ぐ伸びてる道路。
　写真には取れなかったが、川が汚染で真っ黒でちとびびった。