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逆もまた真なり。

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王島将春@ 陰湿な縦読みイタズラコメント「TKS・AISTR」を規制してほしいです はじめまして。福井市在住の王島将春(お…
もとやんw(゜□゜;)w@ Re:本山雅志 鹿島退団!(11/27) >ほよよん おひさ~ やっぱこれは書か…
ほよよ@ Re:本山雅志 鹿島退団!(11/27) やはりこの話題だけは書きましたか。 スポ…
とまたん@ Re:POG2014-15 ほよよ杯 結果(06/03) 人が集まりそうも無いんで、今年はやめと…
F氏(´・ω・`)@ Re:POG2014-15 ほよよ杯 結果(06/03) 指摘されてから気付いたw もとやんに出会…
ほよよ@ Re:POG2014-15 ほよよ杯 結果(06/03) 皐月賞勝つまでドゥラメンテが自分の馬だ…
もとやんw(゜□゜;)w@ とまたん ほ・・ほんとだw ■ほよよ厩舎■ フォゲ…
とまたん@ Re:POG2014-15 ほよよ杯 結果(06/03) お疲れさんでした。ほよよん2連覇かぁ、…
ほりん@ 2015/05/31 東京優駿、目黒記念 東京優駿 ◎ドゥラメンテ ○リアルスティー…
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2006.07.02
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フランスの蒼天に虹は架かりぬ。

ようやくスコアにその名が刻まれた、アシスト=ジダン、ゴール=アンリ。

それは長く雨に濡れていたフランスの大空に、初めて大きな虹が架かったとき。
フランスが待ち望んでいた、ホットラインの完成の瞬間でした。ブラジルという広大な大地の上に架かった虹は、黄金のトロフィーまでの橋となったのかも知れない。

さして前評判の高くなかったフランスの躍進は、大いなるドラマとロマンを感じます。稀代の10番ジダンの最後の花道。これ程たくさんの華麗な花々に彩られることとなろうとは。

ジダンのプレーは、全盛期には遠く及びません。

おそらくフィジカル的には6~7割に落ち込んでいるのではないでしょうか。全盛期の華麗に躍動するプレーとはほど遠い。しかし、肉体の落ち込みを凌駕する精神の充実と経験に裏付けられた判断力。それはフィジカルの衰えを補って余りあるものでした。

もちろん、今大会が最後という事もあり、今後を考えずに自らを燃やし尽くせるという強みはあるでしょう。1戦1戦を噛みしめるような思いで、自分の持つ全てを絞り出した時、一人の神々しいまでに完成されたサッカー選手、ジネディーヌ・ジダンを形作るのでしょう。

その道程の極みに、アンリという最高のパートナーと初めて橋を架けたというのは、なんというロマンなのでしょうか。もはや聖人に列せられてもおかしくない奇跡でしょう。

 

ジダン賛歌はこの位にして。

王者ブラジルの連覇の夢はついえました。その夢を打ち砕いたのは、前々回の王者フランス。魔法のカルテットは遂にピッチにファンタジーを描くことなく、大会を去ります。

史上最強といわれたブラジルの敗因はいったい何なのか。他のチームから見たら一枚も二枚も上のメンバーを揃えながら、ブラジルのサッカーは何の感動ももたらさなかったのはナゼか。それは皮肉にも、タレントの豊富さにあるのではないでしょうか。

チームのバランスを崩した一つの要因は、FW陣。基本的にロナウド・アドリアーノという2トップでしたが、そのいずれも前線から守備をするタイプの選手ではないのです。現代サッカーにおいては、2トップだったら少なくとも一人は前線から守備を頑張れる選手が必要。特に魔法のカルテットのうち三人は守備が軽いとなれば、周りに負担が掛かるのは必然。

パレイラ監督は、元々魔法のカルテットの起用に慎重でした。しかし守備に重きを置くこの監督は、世論に押し出されるように本大会で魔法のカルテットの起用に踏み切った。しかし、彼らの連携不足は明らかで、個人としてはともかく、チームとして機能することは希だった。その迷いが準決勝に至って、アドリアーノを外しカルテットを解散させた要因でしょう。

そしてその歪みはこの舞台で現れてしまった。マケレレ・ビエラ、テュラム・ギャラス。フランスの完成された守備陣の前に、魔法は破られた。フランスは勝つべくして勝ったし、ブラジルは負けるべくして負けたと言えるのかもしれない。

派手なミドルシュートが象徴するように、激しい得点の応酬が目立った今大会ですが、決勝Tに入ってからは一転してタイトなロースコアのゲームが多くなっている。やはりチームの基本は守備であることを、思い知らされる。守り合いによる延長~PK戦。PKで勝敗を分けるのにはあまり納得は行かないが、そうならざるを得ない風潮になっている。

イングランドポルトガルもPK戦によって決着が付いたワケですが。

両チームとも堅い守備を土台としたチームだけに、0-0によるPK戦になりました。もちろん得点の無い試合というのは退屈なものなのですが、この試合もリスクを避けたやや消極的な試合だったと言えるかもしれません。

FWに難のあるイングランドルーニーの1トップに収まりが悪く、イライラの募った若武者はイングランドのお家芸である主力レッドカード→敗退というフラグを見事に立てました。貴重な得点源となっていたベッキャムが足の状態が悪く交代し、最後までこだわり続けたルーニーが退場とあっては、必然とも言える負けでしょう。

プレミアでは我々を魅了して止まないジェラード、ランパードという稀代のセンターハーフ達は、遂に輝くことはありませんでした。お互いの光で打ち消し合うかのように。彼ら2人がPKを外したのは、イングランドの患部がにじみ出た象徴に見えました。

ジョー・コール、ハーグリーブス、ベッキャムを加えた中盤は個人を見れば間違い無く最強だった。特にハーグリーブスの守備・攻撃に献身的な動きには感動させられました。それだけに、誰か一人を削ることが出来なかった。恐らく誰かをサブに回し、チームのバランスを取っていればまた違った結果になっていたことかと。

イングランドが描いた一番のファンタジーは、良くも悪くもサッカーへの愛に溢れたサポーターの歌だと、個人的には思いました。テレビを見ていて鼓膜が震えるような歌を聴いたのは初めての経験でした。



これらの結果により、ベスト4はドイツイタリアポルトガルフランスとなりました。少々というか大いに意外な4チームとなりましたが、これがサッカーというスポーツでしょうね。この先の展開は全く読めません。なぜなら俺のベスト16の予想の時点では、全チームすでに敗退する予定でしたから┐(´ー`)┌

こうなったら、地元の圧倒的な声援があるドイツが有利なのかも・・・ね・・・

とか俺が書いてたら、負けるかも・・・ね・・・






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Last updated  2006.07.02 10:47:23
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