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テーマ:どんな本を読みましたか(120)
カテゴリ:本日記
本「覇王のギヤマン」4中谷航太郎著 を読了2015/8/2。
苗場新三郎23歳と親友の魁19歳の武勇伝を描く時代活劇。 尾張の宗春の影がちらつく鎧武者との闘い。 苗場新三郎(山の民、剣技も歩きも上達) おばば(山の民に加わる巫女?) 宇流那(山の民の長) 魁(山の民、弓の名手) 覇塗(ハヌリ、山の民、気配を消す名人) 倭太李(ワタリ、目がいい、銃も矢も腕を上げる。父:倭太流、母:香羅) 劉五郎(強盗を演じる、終わり16家の土居下衆ドイシタシュウ) 瀧田俊造、水口隆史、持田亮、高梨英悟、金子龍平(土居下衆ドイシタシュウ) 八代将軍吉宗、宮地辰之助(公儀隠密:吉宗の御庭番) 覇王のギヤマンを探していた榊原達はその探索に失敗すると次に吉宗の暗殺の指示が出る。 山の民達は宮を移す時期であると託宣されており、新たに登場するおばばに会う。 沙伎はおばばに付き巫女の修行に入る。 新太郎は実家に帰り父に山の民として暮らすことを快諾される。 一方、魁達は江戸の町の暮らしがなじめない。 食料の調達も出来ず武器を持ち歩くことも出来にくい。 宮地は奉行から不振な格闘場所に残る矢を知らされる。 以前吉宗を助けてくれた人物の武器に思い至る。 そんなことから魁は将軍に弓の試合を申し込まれる。 その場所に鎧兜の武士たち6名が現れ吉宗を襲う。 矢ははじかれるし、刀は折れるし始末が悪い相手だ。 吉宗の部下たちはわずか2名が生き残るひどい有様のなか、山の民は全ての武士を斃してくれていた。 これで吉宗は山の民から2度、命を救われている。 謝意から覇王のギヤマンを頂戴する事になる。(これをめぐってまだまだ次の巻へつづくのである) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.10.06 18:20:26
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