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営業最終日のイベントのチラシが張られた神戸アニメストリート=神戸市長田区で、2017年6月29日午後4時40分、栗田亨撮影
阪神大震災からの復興を目指し、神戸市長田区のJR新長田駅南地区に建設された再開発ビル「アスタくにづか3番館」に2015年3月にオープンした、アニメやサブカルをテーマにした商店街「神戸アニメストリート」が30日閉館する。2年余りでの早すぎる撤退に、多額の補助金を無駄にした神戸市の責任は避けられない。【栗田亨、黒川優】 市によると、街の活性化を目指し、地元商業者主体の「くにづかリボーンプロジェクト」がスタート。市も後押ししようと、市所有の空き区画を利用し、「POP&サブカルチャー」などをテーマにモデル事業として2014年に事業者を公募した。唯一応募した不動産会社を提案事業者として選定し、市が事業委託契約を締結。同社が運営会社を誘致してきた。 開業に際して、市は出店者誘致や内装工事など計約6000万円を事業費として支出。初年度には運営会社の家賃約710万円を負担した。しかし、不動産会社と市の契約はオープンした15年3月末まで。オープン後は運営会社に任され、市は事業報告すら受けていなかった。 アニメストリートにはアニメフィギュアの展示スペースやカフェ、撮影スタジオなどが入居。当初はイベントの来場者が1万人を超えるなどにぎわいを見せたが、徐々に客足が遠のいた。運営会社の社長は5月中旬、毎日新聞の取材に「イベントを打つ経営体力が切れてしまった」と振り返った。 市もてこ入れのため、昨年3月にアニメ制作会社「ガイナックス・ウエスト」を誘致したが、期待のアニメ制作は始まらなかった。客足は回復せず、取引先への未払い問題も発生し、閉館に至った。運営会社の取引先である編集プロダクション(東京都)の社長は「運営のずさんさに対する指摘は以前からあった。神戸市が誠実に対応していれば改善する道はあったはず」と指摘する。 久元喜造市長は5月の定例記者会見で、「投入した公費が無駄になった。市は反省しなければ」と総括した。市住宅都市局は今月、運営事業者を直接市が審査しない選定のやり方などに改善の余地があったなどの検証結果を公表した。しかし、同局によると、市内部での検証が中心で、運営会社や他のテナントへの聞き取りは実施しなかった。 神戸アニメストリートが撤退後の後継施設については未定。市住宅都市局は「地元と協議しながら人が集まるテナントを誘致したい」と話していた。 -毎日新聞 6/30(金) 11:04配信 より一部抜粋- アニメ神話に頼りすぎです 漫画家さんを下宿させたら・・? 漫画家さんは貧乏な方が沢山いそうです 710万円の補助金は国民の税金からですよね お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.06.30 13:06:34
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