|
テーマ:思うこと(3070)
カテゴリ:構造物
© 産経新聞 提供 全面開業目前の「あべのハルカス」。左下は通天閣
大阪の新たなランドマークとして、平成26年3月に全面開業した「あべのハルカス」(大阪市阿倍野区)。近畿日本鉄道が約1300億円を投じて建設した日本一の高層ビル(高さ300メートル)だが、日本一を目指すことになった経緯には、思わぬ幸運と、阿倍野・天王寺地区の知名度を“全国区”にしようという決断があった。 計画が動き始めた平成18年10月当初、目指した高さは西日本一のWTC(高さ256メートル)などを抜く270メートル。航空法の規制で、ここが限界だったが、翌年3月に同法の規制緩和で阿倍野地区の高さ制限が撤廃され、当時の日本一、横浜ランドマークタワー(296メートル)を上回ることが可能になった。 近鉄不動産・ハルカス運営部長の中之坊健介さん(54)=当時、近畿日本鉄道・不動産事業本部課長=は「神風が吹いた」と感じたという。 「日本一という冠が持つ“情報発信力”は大きな魅力。大阪・阿倍野に日本一の超高層ビルを建設して話題性を集めようという決断に至ったんです」と話す。 青天井となった高さ制限。「どうせなら、もっと高く」という提案もあったが、結局300メートルに落ち着いた。「いずれ300メートル以上の高層ビルは出てくる。20年ぶりに記録を更新したことに意義があった」と中之坊部長。その言葉通り、39年度には、JR東京駅北側に高さ約390メートルの超高層ビルが建設される。 とはいえ、あべのハルカスの魅力は高さだけではない。核となる百貨店をはじめ、ホテル、オフィス、美術館などが入る地上60階、地下5階の“立体都市”に仕上げたことにこそ意義がある。 昨年9月末までの総来館者数は約1億5千万人。同月中旬には展望台入場者数が700万人を突破し、「非日常の雰囲気が楽しめる」と来訪者に好評だ。現在、オフィスの入居率も100%で、ホテルの稼働率も約9割(うち約7割が外国人)と、客足は堅調に推移しているという。 「人の心を晴れ晴れとさせる」を意味する古語「晴るかす」に由来するというハルカスの名称。中之坊部長は「増加する訪日外国人の取り込みにも力を入れており、来訪者に驚きと感動を与える大阪の観光スポットとして輝きを放っていきたい」と意気込む。 -産経新聞 1/7 1時間前 より一部抜粋- 神風とは、航空法の規制緩和なのでした 270メートルがなぜ限界だったのかは分からないが、タイミングは良かったね 総来館者数は約1億5千万人。 展望台入場者数が700万人。 (すごい効果だね) (行くしかないね) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.01.17 20:11:35
コメント(0) | コメントを書く
[構造物] カテゴリの最新記事
|