ダブル・ファンタジー
【内容情報】(「BOOK」データベースより)
奈津・三十五歳、脚本家。尊敬する男に誘われ、家を飛び出す。“外の世界”に出て初めてわかった男の嘘、夫の支配欲、そして抑圧されていた自らの性欲の強さ―。もう後戻りはしない。女としてまだ間に合う間に、この先どれだけ身も心も燃やし尽くせる相手に出会えるだろう。何回、脳みそまで蕩けるセックスができるだろう。そのためなら―そのためだけにでも、誰を裏切ろうが、傷つけようがかまわない。「そのかわり、結果はすべて自分で引き受けてみせる」。
え・・・?
村山さんの、ここまでの官能に満ちた小説を初めて読んだ気がしました。
確かに『海を抱く』は官能に近かったけど
荒削りな高校生の性って感じがしたし
最近、「おいしいコーヒーのいれ方」シリーズを読んでいた
私にとっては、衝撃的な内容でした。
こんな愛の形もあるんだな・・・。
そう思わせてくれた一冊です。