泥湯温泉&別府温泉 4日目(その25)
これから別府温泉巡りが始まります♪ 別府駅前からバスに乗って、明礬(みょうばん)温泉方面に向かいます。お昼に自転車で登った激坂をバスがものすごいエンジン音を鳴り響かせて登っていきます。それぐらい勾配がきついんです。街のいたるところから湯煙が激しく噴き上げています。バスはさらに山の方へ入って行き、『別府温泉保養ランド』に到着しました。 『別府温泉保養ランド』ここは「紺屋地獄」って呼ばれていて、豊後風土記にも記述されている由緒ある温泉です。別府温泉保養ランドでは「鉱泥温泉」、「コロイド湯」、「むし湯」、「滝湯・風の湯」の4つの全く異なる温泉が楽しめます。一番人気は言うまでもなく鉱泥温泉で、いわゆる泥湯として有名です。 泥の中には適度な噴気、腐食粘土層、そしてミネラル水という三大条件が全て揃っていて、美肌効果はもちろん、リュウマチ・神経痛・糖尿病・慢性婦人疾患・貧血・不妊症・慢性胃腸病によく効くと言われています。また男性には勃起障害(ED)にも効果があるそうです(笑)。温泉の底にはまるで「ヘドロ」のように灰色の泥がたまっています。もちろん、体中に塗りまくって、天然の泥パックをしました。温泉はぬるめで、長湯ができますが、健康上好ましいとは考えられていないので、オススメできません。実はこの温泉、男性にとってはうれしく、女性にとっては迷惑な(一部の女性にとってはうれしい…)混浴なんです! ぽんすけ、シャイだから、目のやり場に困りました。さて、混浴となると必ずいるのが変態男です。見ていて分かるもん。仕草がめっちゃ不自然で…ぃやっほ~みたいな目つきで見ているし…。しかも勃起不能がよみがえる温泉だから、困ったものである。女性の方、厳重にタオルで巻いてくださいね温泉のあと、牛乳を一気飲みして、さぁ~気分よくバスに乗って帰りますが、1つ困った事があります。それは…あの泥湯、硫黄が豊富に含まれているために体に染み付いた匂いが取れないんです(TεT)。と言うワケで、もう一風呂入る事に。 『別府駅前高等温泉』大正時代にできたレトロな温泉で、24時間営業っていうのがうれしいです。並湯は炭酸泉でなんと100円、そして高等湯は硫黄泉で300円です。僕が入ったのは高等湯で、お湯はほのかに硫黄の匂いがしています。タイル張りの浴槽が歴史を感じさせます。この共同浴場ですが、なんと宿泊ができるんです。しかも1泊2,500円で!そういえば、まだお昼&晩御飯を食べていなかったです。まわりは居酒屋さんばかりで、一人で入るのは、ちょっと…。ウロウロしていると風俗の客引きのオバンに「お兄ちゃん、やっていかないか?」って誘われてしまったが、無視。結局、駅前のラーメン屋に入りました(´_`;)すると60代の老夫婦が仲良く水戸黄門のTVを見ていらっしゃっいました。どのようやらこの老夫婦が店をやっているらしいです。TV鑑賞中に入ってきてしまって、申し訳ないことしてしまいました。ご婦人が注文をとりに来たので、「特製カレー」を注文、ラーメン屋なのに…。「辛くしてください」と告げると、厨房で「ものすごく辛くしてほしいみたいだよ。」ってご主人に言っているではありませんか 僕は「ものすごく」とまでは言っていないよ 僕が座った席から、厨房の様子がよく見えました。すると、ご主人、『何かあるもの』を鍋の中のカレーにめちゃくちゃふりかけている…「何している~、おやじ~」と心の中で、叫んでいました。これがそのカレー。この手作りカレーですが、予想に反してめっちゃ美味しい。ぽんすけが食べて美味しいと思ったカレーライスbest 3に入りますよ。しかし、段々口の中がヒリヒリしてきました。辛口にすると、誤った情報が伝達されますので、ご注意ください(伝言ゲームみたい)。お店の中はアットホームな食堂って感じです。もうすっかり日が暮れてしまいました。これから、宿舎へ向かいます。続きは明日。