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カテゴリ:登山
野外活動(俗にアウトドアと言ってる)を趣味に持つと、とかく道具に対するこだわりを持ってしまうことがある。
野外活動に限らず、日本人は道具に対するこだわりが、にわかオタク並にあることが多い。砕いて言うと、何かを始めるときに、まず道具から入るケースが多いと思う。まだ経験の浅い人が、経験者より最新、高級の道具を持ってたり、使いもしないのに、山道具屋にだまされてやたら高価な道具を買わされてたりとか。 まあ、価値観や経済観念は人それぞれだから、それをとやかく言う資格は俺には無いし、そういう人々を非難、否定する事は俺の趣味じゃない。自分は自分でありたい、ただそれだけ。 で、俺の考えとしては、なるべく道具から入ることは避けるようにしている。そして、初めて不便を経験してから道具の入手を検討するようにしている。お金があれば、さっさと買えば済むけど、残業カットされた残業人間に、やたらと趣味があるため、全ての趣味にそれぞれ道具を揃えていってたら、とても財布がもたない。 たまたまさっきまでナイフのメンテナンスをしてたので、ナイフの紹介をしてみます。といっても、前述の通り、道具にこだわりたくないので、大したナイフじゃない。 ■1番上2つ■ モチヅキの6徳ナイフ。今は2700円らしいが、17年前に買ったから・・・。見ての通りシンプルだが、フォークとスプーンを分離して使えるのが便利。夏山縦走なら、刃物はこれ1セットで十分。ブキ(スプーン)も付いてるし。渓流釣りでも腹を割くのに問題無し。もちろん現役で使用中。 ■3つ目■ヴィクトリノックスのスイスツール。いろいろ付いてるから便利だけど、重たいからシーンを選ぶ。パラグライダーで飛ぶときには常に持ってる。これでハサミがあれば文句無しだが。 ■4つ目■ バックの110フォールディングハンター。狩猟を始めてからオークションで落札。3,000円程度。よく切れる。 ■一番下■ コーナンで買ったステンレスレジャー鉈。キャンプで薪割りとか竹割りとか、山菜取りには十分。2,000円程度だったかな。 基本的に、どれも、それが無くて困ったから購入した物ばかり。で、特に高価はものではない。ただ全てに共通しているのは、どの刃物もきっちり研いでいるってこと。モチヅキのナイフは柔らかいので普通の砥石で研いでいて、手の甲の毛が剃れるよ。安くてもきっちりメンテナンスして買ったときよりも切れるようにすれば、特に不満は無いし、逆に愛着も沸く。 道具って、自分で手を加えて、より良くなるもんであれば、そんなにお金かけなくてもいい物って結構あると思う。もちろんある程度出費を覚悟しないとどうしようも無い物もあるが。 読み返して気が付いたが、道具にこだわらないということにどうも俺はこだわっているようである。次回からは「道具へのこだわり」にタイトルを変えよう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年02月06日 00時38分24秒
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