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カテゴリ:その他日常
「渓遊さん、明日起きたら温泉行こうと思うんですけど、一緒に行きませんか?せっかく道後温泉近いし。」
「おっ、エエねぇ、行こか!」 「じゃ、朝メール入れますね。」 四国は松山に出張して、二日目の夜、会社の後輩との会話。 たまたま自分の持ってる案件が愛媛県内で2件連続したので、2泊の出張となった。 二日目の仕事で後輩と合流し、その夜、2人で松山市内の居酒屋で瀬戸内の魚介類に舌鼓を打っていた。 クライアントがいれば、飲み代を経費で処理出来るのだが、今夜は残念ながらクライアントが帰ってしまったので2人だけの晩飯となってしまい、実は自腹。 そして、さすがに可愛い後輩に金を出させるわけにもいかないので、全部俺持ち。 まあ、一緒に登山をやる仲間でもある気の合う後輩なので、財布は傷むがココロまでは痛まない。 ってなわけで、2人で気持ち良くビールや愛媛の地酒に体を委ねていた後に、ぽろっと出てきた後輩の提案。 朝風呂とはなかなかエエ考えではないか。 明けて今朝、7時過ぎ、ビジネスホテルから、迷わず温泉に出撃である。 近代的な建物の狭間に、時間が止まっている空間がある。 そんな異色の雰囲気を醸し出している木造の風呂屋。 これが道後温泉本館である。 千と千尋のユバァバでも出てきそうなたたずまいである。 御託は置いといて、とにかくまずはスッポンポンになり、湯船にざっぷり。 ため息というもの、まさにこの瞬間の為にあるものである、とまざまざと実感。 「ふぃ~~・・・」 「ふわぁ~~・・・」 体がとろけて、このまま湯船の底に沈殿してしまいそうである。 後輩と顔を見合わせて無言でニンマリ。 アア、たまりません。 平日仕事前の至福のヒトトキなのです。 体が温まったら、再びホテルに戻り、バイキング形式の朝飯へ突入。 最近のビジネスホテルは、バイキング形式の朝飯を出してくれる所が多く、それも和洋の両方あるので、パンでもご飯でも選ぶことができる。 しかも無制限食い放題。 絶体絶命的にニッポン人である俺は、迷わずご飯・味噌汁・納豆・ジャコ天、塩ジャケ。 大盛りご飯は2杯完食。 もうこれで天国、快楽、満腹。 そして気持ち良すぎて仕事やる気全く無し。(嘘である) 体力的にしんどい県外への連泊出張ではあるが、朝風呂に、見目麗しき和食の朝飯。 これ以上何を望むモノがあろうか。 これぞまさにニッポンのビジネスマンの清く正しい出張時のモーニングスタイルである、と、何かすごい法則を確立したような、満足度300%のかなりエエ気分になった出張であったのである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年01月04日 14時00分05秒
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