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今日は、私たちのお気に入りの町、ボルティモアの中心にあるスクエアーにて、野外の小さなボサノバコンサートがあったので、出かけた。
ブラジルで生まれたボサノバと言えば、夏!ゆったりしたメロディーと、ポルトガル語の、なんとなくホンワカした音が、ポカポカした陽だまりみたい。 大好きな”イパネカの少女”も初っ端から、演奏してくれて、ゴキゲンのライブでした。(日本語訳、イパネカの娘でしたっけ?) 腰まで在るドレッドヘアの、でっぷりした黒人の女性ボーカルにうっとりとした、午後でした。 ここの少し先に行った所で、開かれたコンサート。芝生に座って、ユックリと音楽を聴いた。踊りたい人たちは、勿論、踊っていましたよ! ボルティモアは、メリーランド州にある街。そんなに大きくもないが、スゴイ面白い町である。 港があって、今はその周りには、色んな店屋やバー、レストランなどが立ち並ぶ、スゴイ面白いセクションになっている。水上タクシーと呼ばれるボートも走っていて、湾の反対側には、モールなんかが出来て、こちらは観光客で一杯のスポットになっている。 波止場の建物も、今では、レストランやお店やに変わっている。。。観光エリアを越えると、街にはファンキーなセクションが沢山ある。 でもファンキーセクションでは、カメラを出すのが、一寸恥ずかしくて撮らなかった。。。ごめんなさい! カツテこの町は、港から工業が発達した。工業が発達したため、沢山の労働者階級が、この町には入り込んできて、その文化を築いていった。 黒人も沢山移住し、その文化形成には、大きな影響を見せる。 そういう力強さの在るファンキーな文化の空気が、町中に満ち溢れているのだ。 あのフランクザッパも、このバルティモア生まれの、バルティモア育ち。 ペンシルベニア州には、フィラデルフィアがある。この町は、旦那の両親、弟が住んでいるので、私たちもちょくちょく行くが、この町にも、それと同じ空気を感じる。 力強い、ファンキー文化。 有名なジャスミュージシャンや、ソウルミューシャンも、沢山フィラデルフィアから生まれているし、フィラデルフィアからは、サウンド オブ フィラデルフィアと呼ばれる、独特のソウルミュージックも生まれている。 皆有名になるために西海岸に出てしまうし、そこから又有名になる。でも、ルーツはココに合ったんだと信じている。 西海岸にある町も素敵だし大好きです。でも、この力強さが、どうしても感じられない。ヤッパリ、歴史が西海岸はこちらに比べて浅いって言う事と、アップスケールだって言う事が大きく理由しているように感じる。 でも、これは私の感想なので、反論される方、申し訳ありません。 コンサートの後、ちらっと寄った、チベット人の経営する店。コレもすこぶるファンキーであった。チベットの色んなものが売られていて、その中にはダライラマの写真が飾られたりしているし、なぜかビンテージの服なんかも売られていた。本があったので、なんとなく手にしてみた。 タイトルが漢字で、薔薇なんとか(この、なんとかが忘れてしまったの・・・もう、直ぐ忘れます)って書いてあった。 あけてみると・・・・・それは、写真集。 よ~く見ると、それは、若かりしころの、三島由紀夫。 裸で、ふんどし一枚つけた姿で、カナリ過激なポーズもとったりしている。 舌べろをだら~と出したり、男性と抱擁しているショットがあったり、カナリのアートでした。 高校生のころ、三島が大好きで、彼のホンをむさぼるように読んだ。そのコロだったら、買っていたなあ・・・って思いながら、本棚に置いた。 三島由紀夫。彼は、時代を早く行き過ぎました。 ほんと、今日は私に沢山の刺激の空気を、びしびしと入れてくれた、楽しい一日でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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