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JR東日本が3月16日からのダイヤ改正に合わせて、諏訪地方や塩尻の各駅の「特急あずさ」の停車本数を一方的に激減させる問題で、藤野保史衆議院議員、武田良介参議院議員とともに国土交通省の担当者からレクを受けるため、備前県議とともに上京し、地元が困っている現状を伝え、ダイヤ改正は見送るべきと求めてきました。
上諏訪駅では上下36本から34本に、岡谷駅は32本から28本に、下諏訪駅では16本が4本に、富士見駅では11本から4本に、塩尻駅では33本から28本にと激減します。 「何のためにこのような改正をおこなうのか」との質問に担当者は首都圏との「速達性の向上」と答えましたが、短縮時間はわずか4~6分です。地域が観光や地域活性化のために苦悩しながら努力している矢先に、その努力に水を差すようなやり方は到底認められません。 藤野衆議院議員は「JR東日本は利益も上げているし内部留保ももっている。軌道の改良や技術の向上で対応すべきであり、地方に打撃を与えるやり方はやめるべき」と、国として住民の立場にたって指導すべきであり今回の改正は見送るよう求めましたが担当者は沈黙したままでした。 武田参議院議員が「この改正に合理性はあるのか?」と問い詰めると「合理性はありません」と認めました。だったらやめて欲しいと強く求めました。 この問題では諏訪広域連合と各市町村議会、商工会議所・商工会、観光協会などの代表が1月7日に55名でJR長野支社を訪ね、支社長に要請をしています。 代表団のうち22人しか部屋に入れてもらえず、対応もほんのわずかだけだたっとマスコミには報じられています。 塩尻市議会では12月20日付で意見書も上げており、長野県の阿部知事も住民に丁寧に説明し、不安解消に務めるよう要請しています。 私は「地方創生と言いながら地方壊しになっている。下諏訪町では4分の3もへり、御柱で有名な諏訪大社への参拝客に大打撃となる。下諏訪駅ともタイアップしながら観光振興にとり組んでいる矢先にこの対応は到底認められない。見直しをして欲しい」と求め、一緒に行った塩尻市選出の備前県議も「塩尻は東線と西線の結節点で木曽地域にとっても重要な問題。御嶽山噴火で観光客も激減しているなか、県としても観光振興に力を入れている中での今回の問題は重大な中身だ。見直しを」と求めました。 官民連携しての取り組みをよりいっそう強化しながらぜひとも地域の要求が叶うようにしたい。 どのような運行になるのか、ダイヤの改正内容についても資料提供をお願いしました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年01月13日 01時55分52秒
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